特許法は発明を保護することにより発明者の発明への意欲を守っているとされています。

しかし特許権の存在は、しばしばイノベーションの阻害要因となります。

知的財産権が存在しないほうがイノベーションを起こせるのかもしれません。
知的財産権とイノベーションは相反するものなのでしょうか。

 

チーたん
革命的なビジネスって海外ではよく起こるけど、日本ではそんなに生まれないよね。なんでだろう?

ふっくん
基本的に法規制の弱い国の方がイノベーションが起こりやすいといえます。

日本では、既得権者の利益を守るために、特許権や著作権といった知的財産権が非常に強力なので、イノベーションが起こりにくいのです。


チーたん
訴訟を起こしても得られる損害賠償額は少ないよ

ふっくん
中小企業や個人よりも大企業を守るための法律ですからね。

大企業が安心して市場を独占できる権利を与えるという側面が強いのは否めないですね

チーたん
アメリカだと3倍賠償とかあってすごいよね。

個人が大企業相手に大金をゲットしている

ふっくん
個人の自由を尊重する国ですからね。

新しいビジネスに対しても好意的に受け取られていますよね。


ふっくん
技術的には日本でgoogleのような検索エンジンやyoutubeが日本で生まれても当然だったのですが、日本は法規制が厳しすぎて未然に潰されてしまいました。

たとえば、ウィニーを作った天才発明家は犯罪者扱いされていましたよね


チーたん
違う国に生まれていれば大富豪になれていただろうに・・・

ふっくん
知的財産を適切に守ることは大切ですが、それが行き過ぎるとイノベーションの芽を潰してしまうので、日本ももっと寛容になるといいのかもしれませんね。

チーたん
治安も良く、住みやすくて良い国だとは思うけど、もっともっと良くなって欲しいな。研究者としては、自分を認めてくれる国に行きたくなってしまうし

ふっくん
チーたんは若いのですから海外経験をするのも良いと思いますよ。

例えば、イスラム国やアフリカなんていいかもしれません

チーたん
えー?!めちゃくちゃ怖いイメージがあるよ!
ふっくん
イスラム国はITの最先端を走っている国ですよ。

それから、アフリカでは知的財産権の整備が途上なので、イノベーションが日々起こっています。

非常に活気に溢れた国ですよ。

チーたん
日本のメディアで報道されるのはイスラム国やアフリカの怖い面ばかりだから、悪いイメージを持っているんだろうな。

行ってみたら刺激的で良いのかも!


あいぴー
チーたんがいなくなったらうちの会社はどうなってしまうねん!

ふっくん
あいぴー自身がイノベーションを起こす必要がありそうですね!