書類選考が通り、やっと面接。緊張していると普段のように落ち着いて話すこともできなくなります。
せっかく面接のチャンスを得たのですから、絶対に内定をもらえるように最低限この4つを面接前に確認して内定を勝ち取ってください。

1.面接場所への地図を紙に書く
スマホの電源が突然切れてしまい、地図を確認できなくなるというハプニングも起こり得ます。
面接場所は事前に下見しておくか、スマホに頼らなくても行けるようにアナログな方法で記録しておきましょう。
スマホが当たり前の時代でも、スマホを100%信頼しないでください。
「スマホが壊れたから」は遅刻の理由として情けないです。

2.社長(所長)の名前は覚えておく
面接のときに社長(所長)の名前を聞かれる可能性もあります。そのときに答えることが出来なかったら気まずい雰囲気になってしまいます。
山田だったか山川だったか山岡だったかあやふやというのではいけませんよ!(笑)

3.志望動機に注意!
新卒者の志望動機とは違って、転職者の場合はより”大人”な志望理由を述べる必要があります。したがって、「スキルを学ばせてほしい」と答えてしまうと、受け身な態度の現れであり、即戦力を望んでいる企業や特許事務所にはマイナスイメージを与えてしまう可能性があります。

既に社会経験のある転職者ならば、もっと雇用者の立場に立った志望理由を述べましょう。

ただし、弁理士は勉強好きな人が多いですし勉強を続けないとやっていけませんからスキルアップしたいことを伝えるのは悪いことではありません。
外国案件をたくさん扱って英語力を磨きたいというのは良いわがままです。

4.守秘義務違反に注意

現在又は過去の職場において知り得た情報を話してはいけません。秘密を漏らすことは弁理士法でも禁止されていますし、弁理士でなかったとしても守秘義務を遵守することは当然のことです。

そのようなことを意識せずに自己アピールのために知っていることをべらべら話してしまうと「口の軽い倫理観の無い人」というレッテルを貼られてしまいます。

さらに、営業秘密について漏らしてしまうと法律で罰せられます。
これについては「知財の知識」で詳しく説明しています。
不正競争防止法で勉強することですよ。

面接は数をこなせばうまくなっていきます。
たとえ希望のところに落ちても暗くならず、新しい気持ちで面接に挑戦してください。

何度受けても面接に受からない場合は、上記の他にも致命的なミスをしている可能性があります。

心配な方は、面接練習も請け負っておりますので、お問い合わせ下さい。

我々は多くの転職者を特許事務所転職に成功させてきたので、履歴書の書き方から面接指導まで特許事務所への転職に関することは何でも得意です。