企業のホームページを見ると、実にきらびやかな企業理念が踊っています。

 

しかし、どれほどの会社がこの企業理念を念頭において日々業務を行っているでしょうか。

 

残念ながら、企業理念は経営者自身も忘れていると思われるような状態がほとんどなのではないかと思ってしまうほど消費者を欺く会社が多いように感じます。

 

しかし、中には経営理念に忠実に誠実な経営を続けている会社もあります。

そのような会社はたとえ年収が低くても働きたい!と思ってしまいますよね。

 

 

では、どうしたら経営理念の嘘を見抜けるのでしょうか。

 

一つには、「やっていることと言っていることに矛盾がないか」を見ると良いでしょう。

 

これによって、大半の嘘は見抜けます。

 

たとえば、企業理念やCMで「お客様のために」を前面に押し出しているのに、原材料費削減によるコストカットに躍起になっていたり、「従業員の幸せのために」といいながら教育に一切投資をしない企業は「嘘つき」であると言えるでしょう。

 

綺麗な女優さんがCMに登場して、やっていることの汚さをごまかしている会社も誇りを持って仕事をできる会社ではないでしょう。

 

企業理念の嘘を見抜くには、その会社の人事評価制度を見るのも良いでしょう。

成果主義で売上に貢献した人に高い報酬が払われている場合、「その会社の商品やサービスを必要としない人にまで売りつけることを良しとする」風土が根付いている可能性が高いでしょう。

 

一方、「楽しいアイデアを生み出しお客様にお届けする」のが企業のミッションだったとして、社員が楽しみながら(ときには苦しみながら)アイデアを生み出し、そのアイデアを知財で保護し、消費者にも楽しんでもらっているのだったら、その会社は経営理念通りの経営をしているといえます。

 

綺麗事だけの経営理念を語るくらいなら、最初から潔く「とことん儲ける」をミッションにしたほうが、余程マシです。

 

一番の理想は、心から経営理念に共感できる会社に就職できることですが、それがかなわないならば、せめて経営理念で嘘をつかない正直な会社に勤めたいものです。

 

利益を追求することとお客様や従業員の幸せを追求することは矛盾しません。

 

お客様は価値を感じれば喜んでお金を払うのですから。

 

自分や社員に嘘をついてまで短期的な利益を追求する会社よりも、青臭いほどの経営理念を掲げ、邁進しているような企業は得てして自分のPRが下手なことが多いと思います。

 

でも、そんな不器用な会社こそ、あなたの居場所かもしれません。