うちには技術力がないからイノベーションなんて無理だと思っていませんか?
技術力が必要なイノベーションはイノベーションのなかの一種類でしかありません。

イノベーションを起こそうと思えば、技術力なんてなくても起こせるのです。
痛みを伴うかもしれませんが・・・

チーたん
うちみたいな小さな会社でもイノベーションを起こせるかな?

ふっくん
会社の規模は関係ないですよ。たったひとりだけの会社でもイノベーションは起こせます。むしろ、大人数の大企業よりも独断で早く行動を起こせる分、個人や小さな会社の方がイノベーションを起こしやすいと言えるでしょう

チーたん
確かに、アメリカの革新的な企業も元々は少人数のところが多いよね

ふっくん
イノベーションに必要なのは情熱と多様性でしょう。

例えば、Google社では採用の時にほとんど履歴書を見ないといいます。
名前も年齢も学歴も本人の能力には関係ないというのがその理由です。

アメリカ系の名前じゃないからといってアジア系の優秀な人材を採用しないのは勿体無いですよね。


イノベーション
ふっくん
女性がトップの企業は男性がトップの会社よりも収益率が高いといいますが、それは女性がトップだからというよりも人材に多様性があるからでしょうね

同じような学歴、男性だけで固まった古い体質の企業より、女性や外国人といった多様な人材を抱えた会社の方がアイデアも数倍に飛躍します。


チーたん
異質なものを取り入れた方がいいんだね

ふっくん
そうです。自分たちだけを栄えさせるために同族間結婚を繰り返していたら、ダメでしょう?

チーたん
進化の法則なのかな

ふっくん
異なるものを取り入れるのは気持ち的には反発したくなるでしょうが、結局はプラスになるんですよ。

さきほどの人材の話に似ていますが、異業種との提携を組むのも効果的ですよ。

他の中小企業やベンチャーと組んでもいいですし、大学や研究機関と提携してもいいですね


チーたん
どこで見つけられる?

ふっくん
インターネットや特許公報、書籍等文献、学会や交流会、それから講演会や紹介でしょうかね。
このサイトのメルマガでも紹介していますよ。

チーたん
自社の苦手とするものを得意としている会社と手を組めたら大企業並の力を発揮することができるね!

ふっくん
ええ。自社を大きくすることだけが経営の目的じゃないですよね。

たとえ家族経営だっていいんです。一緒に手を組む人が異質ならイノベーションは起こせますしね。

正解なんてありません。

一番自分たちが幸せだと感じ、他人をも幸せにできるならその規模がベストですし、他人と手を組めばいくらでも力は増幅出来るのですから。


チーたん
中小企業が既にライバルの大企業がいる分野に進出するときは、どこから攻めたらいい?

ふっくん
まず市場とライバルである大企業を調査し、ライバルに欠けているものに着目します。

それが相手には自力で補えないような弱点であり、自社の強みなら事業を進めてください。そんな弱点が見つからなかったら勝目はないので最初から近づかない方がいいでしょう。


チーたん
弱点はどんなふうに探せばいい?

ふっくん
たとえば、新しいテーマパークを作るとしましょう。

有名なディズニーランドを表面的に真似するだけでは二番煎じという印象しか与えられません。

 しかし、まず、ディズニーランドにないものは何か?という点から考えます。

ディズニーランドといえば、幻想的な夢の世界です。作られたファンタジーワールドです。来園者はファンタジーの世界で遊ばせられます。自分から遊ぶことはできません。

 そこで、自由に遊べるテーマパークをコンセプトに遊園地を作ればいいのです。事実このようにして、ユニバーサルスタジオは作られました。そこでは、ディズニーでは許されないような過激なアクションが見られます。

 ディズニーはイメージを崩してしまうので、ユニバーサルスタジオのような過激なアトラクションやイベントはできません

だからこそ、スリルを求めるティーンや20代の若者はユニバーサルスタジオに惹きつけられたのです。


チーたん
そうか。ディズニーが取りこぼしていた客層を取り込むことができたんだね。

ぼくもディズニーランドには一度しか行ってないけど、USJには何度も行ってるもん


ふっくん
ブルーボトルコーヒーも、カフェ業界という競合が乱立する分野に進出してきました。高価格・高品質で雰囲気の良いスターバックスとどのように差別化を図ったのでしょうか?

チーたん
店舗毎の個性かな?清澄白河と他の店舗では印象が違うし
ふっくん
そうですね。ブルーボトルコーヒーはチェーン店なのに、個人経営の喫茶店みたいですよね。

それでいて、個人経営の喫茶店にありがちな古臭さがありません。

チェーン店と個人のカフェの客層は重なるところもありますが、違います。

チェーン店へ行く人たちは一人でまたは小人数でゆったりとしたい人であり、個人経営の喫茶店へ行く人は喫茶店オーナーとの会話を楽しみたい人たちです。

ブルーボトルコーヒーは、スタバやドトールが取りこぼしていたお客さんを集客出来たのかもしれませんね

チーたん
ぼくは、すごい発明をして、特許をメインにイノベーションを起こしたいな

ふっくん
インベンション(発明)の方法もイノベーションを起こせますよ。

オープンイノベーションって知っていますか?

自社だけで研究開発するのをやめて、他人の力を借りるのです。

自社だけではなかなか進まない研究も、全世界の研究者たちの頭脳を借りれば、あっという間に終わってしまうかもしれません。

世界中に維持費のかからない研究開発部を持っているような感じですね。

もちろん良いことだけではなくて、どの分野で研究をしているのかライバルにバレてしまいますし、特許を独占することもできません。

他人に発明のヒントを与えることもあるでしょう。

しかし、使い方次第では非常に強力な方法です


チーたん
ぼくとしては自分が発明者だから他人に発明されちゃうのは悔しいんだけど(笑)

ふっくん
社内の発明家のモチベーションを下げてしまってはダメですよね。

オープンイノベーションの話は経営者であるあいぴーにしたほうがよかったかもしれませんね(笑)