ブランディングには様々な手法があります。
広告を打つのが有効な業界もあれば、クチコミがものをいう業界もあります。
今回、ふっくんはなんだか過激な発言をしていますよ。
腹立つわ~
しかし、クーポンを見てきたお客様を騙していることになりますので不誠実ですよね
飲食業って大変だもん
目先の小銭を拾い集めていては、ブランディングなんてできませんよ
お店は生きていけなくなっちゃう
誠実に愚直な経営を続けていったほうが、結局は、お客様も従業員も会社もハッピーになれると思いますよ。
その理由は、実は、身体に悪い成分の入っている食品ほど、「ヘルシー」と書いてあったり、スリムで健康的なモデルがパッケージに付されているということに消費者が気づいてしまったからです
お菓子の原材料は安い植物油脂や中国産のはちみつなんですよね。
安く売るためには仕方がないのですが、最近では消費者が賢くなってきているので、パッケージの良さと原材料の悪さに乖離を感じています。
しかし、企業側は利益を出すために、健康な子供はみんな食べている、という印象を与えて、親に買わせようとします。
そして、消費者は、疑問を感じながらも「これを食べれば健康になれる。しかも美味しいし。昔から売られているものだから大丈夫。」と「思い込んで」商品を買っていきます。
食品メーカーの宿命は、商品が売れることと考えたら、確かにキャッチコピーなどに力を入れてゴリ押しで売っていくのもいいのかもしれません。
もし、これにはい、と答えられないようなら、ブランドを破壊して構築しなおす良い機会かもしれません。
今まで消費者を欺いていたことを素直に認め、これからは「本当に」ヘルシーなものしか創らない、そう決意して本当に健康的なものだけを販売してもいいかもしれません。
今までコツコツと積み上げてきたブランドを殺してしまい、新しいブランドを立ち上げる・・・
よっぽど勇気がなければできませんよ。
しかし、健康志向のお客様がロイヤルカスタマーとなってくれるでしょうね。
その人がブランドのファンとなり、無料でブランドを宣伝広告してくれます。また、本当に自信があるなら、お客様を工場に招待することだってできます。すると、品質の良さがクチコミで広がります。
やらせのレビューとは違って、本物の口コミは絶大な力を持ちますよ。
農作物だって、生産者の顔や名前が見えているだけでは買いません。
そんなお客様の要望に応えることができる商品を作ることが出来れば、たくさんのファンに支えられて短期にブランディングができるでしょうね。