新商品のアイデアを生み出すのに、単にコンセプトを変えてみるという方法があります。

この方法は追加の研究開発が必要ないので安上がりな上、効果的です。
すぐに売上に結びつく場合もあります。

チーたん
最近スランプなんだ。つまらない些細な発明ならたくさん思いつくんだけど、革新的な発明をできないんだ。

ふっくん
視点を変えてみてはいかがですか?

ふっくん

確かにチーたんは研究部員なので発明をすることが望まれています。
しかし、同時に開発部員でもあるので、売れる商品さえ開発できればいいともいえます。

売れる商品は、単にコンセプトを変えただけでも生めるものです。


ふっくん
たとえば、「肌荒れと肉体疲労」に効く成分が含まれているサラリーマン向けドリンクの売上が良くなかったら、コンセプトとターゲットを変えて、働く女性向けに「美容と健康のため」のドリンクとして売り出してもいいわけです。

男性向けの汗の臭い消しスプレーの売上が悪かったら、ペット用の臭い消しスプレーとして売ればいいのです。


チーたん
そうか!用途発明をしているようなものだね。

超マズイケーキを開発してしまったとしたら、それをバースデーケーキとして売り出しても売れるわけないけど、「罰ゲーム用ケーキ」として売り出せば売れるよね!


ふっくん
そうですそうです。

他にも、大雨で農作物がダメになってしまったら、傷ついた果実を「ワケアリ商品」として格安で売るのではなく、残った果実を「落ちない果実」として受験生の親に売ってもいいわけですしね。


チーたん
重いバッグは「頑丈さ」を全面に出して売ればいいよね

ふっくん
漬物石の代わりに売ってもいいですしね(笑)

チーたん
いくらでもアイデアが湧いてくるよ。よーし、やるぞー!

ふっくん
元気なチーたんを見ているとこちらまで元気になりますよ。