ある程度大きな会社では独自の特許データベースを有していたり、有料の特許権のデータベースを利用していますが、資金に余裕のない会社や個人では特許調査にそこまでお金をかけることはできません。
有料のものに比べたら使いにくいとは思いますが、無料でできる特許調査の方法を載せたので活用してください。
IPDLを使い慣れた人には特に悩むことはないと思いますが、念の為使い方をご説明いたしましょう。
1.キーワードの選定
調べたい技術内容に基き、キーワードを決めます。
このときに注意したいのが、”同義語”も確認すべきという点です。
類語辞典などを使って同義語を確認しましょう。
類語検索:http://thesaurus.weblio.jp/
2.J-PlatPatにアクセスする
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
「特許・実案検索へ」をクリックします。
メニューの上部左にある「公開特許公報」とは、出願日から1年6ヶ月を経て公開されたものです。必ずしも登録されているものとは限りません。
「特許公報」とは特許として登録されているものです。
ステップ1.左のメニューバーにある「要約+請求の範囲」を選びます。
ステップ2.右のフォームにキーワードを入力します。
ステップ3.検索結果が表示されたら、「一覧表示」をクリックします。
この期間内の出願を調べる方法はないので(たとえ有料のデータベースを使っても)ご注意ください。
なお、ここに記載された方法は最も簡単な方法で、もっと高度な調べ方もあります。弁理士等専門家に依頼する前に自分で調べる方法としてご活用ください。