国家資格である弁理士は、知的財産権の出願業務の代理をはじめとして、知的財産権にかかわる仕事をこなします。

外国出願もばりばりこなし、得意な技術分野も多い万能型の弁理士もいれば、中間処理だけ、商標だけに特化した弁理士もいます。

どんなに優秀な弁理士でも、技術分野が違うと良い明細書を書けなくなることもしばしばあります。

あいぴー
弁理士って何なん?
チーたん
一言でいうと、知的財産権専門の弁護士かな。弁護士と同じで国家資格だよ。
理系の人にはポピュラーな職業なんだけど。

受かると自動的に行政書士の資格ももらえる。

あいぴー
引っ越しの手伝いとか白あり退治をしてくれる人かと思ったわ
チーたん
それは便利屋(笑)
とりあえずボケておこうと思ってない?(笑)
あいぴー
お決まりやろ(笑)
具体的にはどういうことをしてるん?
チーたん
特許等の出願書類を依頼人の代わりに書くんだよ。

あいぴー
どんな能力がいるん?

チーたん
コツコツと継続して取り組める忍耐強さかな。
あと、文章力。明細書は言葉の使い方一つで権利範囲が変わってきちゃうから。

海外へ出願することも多いから英語力も必要だよ。

それから、クライアントの望みをしっかり聞き取る必要があるからコミュニケーション能力も必要。

あいぴー
うちにもなれるかな?
チーたん
昔と比べて合格率は高くなったから頑張ればなれるよ。

でも、全然華やかな仕事じゃないから、海外の法廷テレビドラマとかみて、訴訟対応とかコンサルタントってカッコいいーって思っている人には向いていないと思う。

特に、法律だけでなく、技術を知っていることが大事だから、あいぴーみたいに楽しいのとかカッコいいのが好き!っていう人にはあまりオススメできないかな。
理系出身者が大半だし。

あいぴー
技術って聞くだけで鳥肌立つからやめとくわ

うちはやるなら商標だけがエエわ

チーたん
商標専門の弁理士もいるよ。

特に大きな特許事務所だと分業体制になっていて、特許の出願だけする人、中間処理だけしている人、訴訟対応だけの人、海外案件だけの人もいる。

総合的に弁理士としての業務をなんでもこなしたい、いずれ独立して自分の事務所を持ちたい、という人は小さな事務所にいって経験を積むといいんじゃないかな。

あいぴー
仕事を依頼するときは、どんな弁理士を選べばエエの?
チーたん
お医者さんと同じで、腕の良い弁理士がいいよね。
強くて効果的な明細書を書いてくれる弁理士がいい。
あいぴー
そんな人、どこにおるん?
チーたん
ふっくんに聞いてみるといいよ。
あいぴー
出来たら、年収700万円以上で、優しくてイケメンがエエなあ・・・
チーたん
婚活サイトに登録しておいで(笑)