憧れている作品があると、意識するにせよ無意識にせよ、その作品からインスピレーションを受けて真似をしてしまうことがあります。
憧れの作品へのオマージュと考えれば、そのような行為は問題ないのですが、模倣の程度によっては著作権の侵害となります。
こっちのアニメの主人公は、見た目が他の人気アニメの女性キャラにそっくりだし、あっちのアニメは主人公の性格や話し方が別のアニメの人気キャラと同じだよ。
真似する方はいいけど、真似される方としては嫌だよね。
知的財産権に基づいて何か言えないのかな?キャラクターだって著作物で保護してほしいよ
たとえば、キャラクターの名前や姿などをそのままコピーした場合は著作権の侵害になるでしょう。
しかし、そのキャラが持つ特徴を真似た場合は無理です。
たとえば、漫画ではなくてアニメで追加された「はなかっぱ」のキャラクターのガリゾーとアゲルちゃんは何かに似ていると思いませんか?
でも、この程度の類似では侵害行為は成立しません。
こんなことまで侵害にしていたら新しい作品は生まれてこなくなってしまいますからね
漫画やアニメや小説では、キャラクターが単体で存在するのではなく、設定や背景などが複雑に絡み合って世界観を創造しています。
ですから、設定の一部だけを抜き出して真似をしても著作権侵害に当たる可能性は低いといえます。
しかし、それで全てが解決するかというとそれもまた微妙です。
むしろ、法律の力を借りて自分の権利を主張するよりも、自由に使わせて自分の名前を売るきっかけ作りにするくらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。
それに、視聴者だって馬鹿ではありません。
二番煎じ作品は処せん二番煎じと受け取りますし、本当に素晴らしい作品になっていたら、評価するでしょう。
今はアニメの視聴者のレベルも上がっているので、彼らに自作での宣伝広告をお願いしてもいいですしね
放映中はそれほど人気なかったのに放映終了後にクチコミで人気が広まって、20年後も人気が衰えへんからなあ。
本当にエエ作品は、視聴者にもわかるってことやな
まあ、ここまで似ていると二次的著作物と言ったほうがいい気がしますが。
特許法とは違って、アイデアをもらうことは問題ないので、そのまま真似をしていなければ同じような作品でも著作権法で保護されますよ
だから、古今東西の人気作品を寄せ集めた作品を創れば、「どこかで見たことあるような気がするけど面白い」作品になると思うよ
独創的な作品は予想外のところから生まれてくるのではなく、基本を守っているなかから生まれてきます。
独創的な作品を創りたい人は、まず基本のデッサンや構成を勉強するといいでしょう。
そして、独創的な作品を創ろうとして、一人書斎にこもって唸っているよりも、絵が得意な人や音楽が得意な人と集まってチームを組んで
アイデアを出し合いながら作品を作ってください。
一人の天才が作ったアニメよりも複数の普通の人の作ったアニメのほうが面白くなりますよ。
発明もアニメも漫画も複数の人で協力したほうがクオリティが高くなります。
他人の良さを認めるのです。そして、自分に足りないところを素直に認め、人に頼るのです。
でも、確かにそうかも。
「自分だけは特別」って思い込んでいて他人の唯一無二性を否定して、自分が王様の幻想の中で生きているのは不健康だよね。
人は社会的な生き物なんだから人と繋がらなきゃ。
でも、積極的に自分から働きかけ、横のつながりを作り、たくさんの人と協力し合って作品を生み出して欲しいですね。
素晴らしい作品は著作権法の法目的である文化の発展に貢献します。
クリエイターには一心不乱に素晴らしい作品づくりに没頭してほしいです。
そして彼らが安心して作品作りに専念できるように、私はクリエイターが収益をあげられる手伝いをしてあげたいです
創作は他人に任せてあいぴーはパトロンになったら?
まだおらんけど・・・。