知的財産権の侵害をした者には重い罪が待っています。しかし、ときには権利者が不当な権利行使をしてくることもあります。 そのような場合には容易に示談に応じないほうが良いでしょう。
「知的財産権の侵害」の記事一覧
ドメイン名と知的財産権の侵害
ドメイン名とは、インターネットにおいて、個々の電子計算機を識別するために割り当てられる番号、記号又は文字の組合せに対応する文字、番号、記号その他の符号又はこれらの結合を言います(不競法2条9項)。 たとえば、このサイトで・・・
知らずに知的財産権を侵害してしまった・・・逮捕されちゃうの?!
民法上の損害賠償請求(民法709条)では原告が被告の故意過失を立証する責任を負いますが、特許権や商標権の存在は公報などにより明示されることから、過失の立証責任が逆転します。 これを過失の推定(特許法103条、商標法39条・・・
契約違反と知的財産権の侵害
知的財産権のライセンスを受けたり許諾したりするときに契約を交わすと思います。 その契約を違反してしまったら、知的財産権の侵害になってしまうのでしょうか。 また、違反した相手方を知的財産権侵害で訴えられるのでしょうか。 &・・・
音の商標権があると芸人はパロディを出来ないの?
2015年4月から特許庁では音・動き・色・位置・ホログラムの新しいタイプの商標登録出願を受け付け、10月には第一弾の商標登録が認められました。 これからもたくさんの音の商標登録出願が行われると思います。 さて、音の商標が・・・
ネットオークション出品時の注意
ネットオークションを利用すれば、一般人でも気楽に手作り商品や所有物を販売することができます。 しかし、販売するときには、商標権や著作権などの知的財産権の侵害とならないように気を付けなければいけません。 気楽なお小遣い稼ぎ・・・
模倣品製造企業が話し合いに応じないときは
新興国での海賊品の製造販売には頭を悩ませている会社も多いと思います。 警告状を送っても無視して海賊品を作り続ける態度には怒りを感じることもあるでしょう。 新興国での知的財産権の侵害に対しては、法的な手段とともに、心理的な・・・
自社の知的財産権を侵害する物品の輸入を止めさせたい
海外で格安で作られた自社の知的財産権を侵害するいわゆる海賊品が輸入されてくることがあります。 そのような状況を放置しておくと、国内市場も海賊品で荒らされてしまいます。 したがって、海賊品の販売はやめさせたいのですが、一度・・・
仕入れた製品に知的財産権がある場合の注意点
物品の輸出入は普通に行われている商行為です。 しかし、外国から商品を輸入する場合に知的財産権の侵害と認定されてしまう場合があります。 正当な権利者から購入した場合には並行輸入になるので侵害にはならないのですが、他にも関税・・・
訴えられやすい企業とは
ものづくりに力を入れて、経営も順調。そんなある日、突然知的財産権の侵害警告状が届く・・・。 恐ろしいシナリオですが、経営が順風満帆な会社にほど降りかかる恐れのある事態です。 あなたの会社は大丈夫でしょうか?
中国で模倣品を作られたら
海外へ販路を広げたい、そう考えたときに心配になるのが、知的財産権の模倣です。 事実、中国等の新興国へ進出した企業は、模倣品問題に頭を悩ませています。 しかし、模倣品を作る相手を頭から憎い敵と決めつけずに、「頭を使って」問・・・