弁理士試験の勉強は特許法から始めることになっています。 しかし、通常、法律を学ぶ場合は民法を学びます。 一般法と特別法の違いについてここで学んでおきましょう。
「特許」の記事一覧(2 / 7ページ目)
発明の単一性とシフト補正
平成18年特許法改正により、シフト補正の禁止が明文化されました(特許法17条の2第4項)。その後審査基準では単一性の要件(37条)については緩く解されるようになり、平成29年現在ではそれほど厳しくはありません。 また、単・・・
パテント・クリフとは
知的財産、特にジェネリック医薬品に関する特許のニュースで見聞きすることの多い「パテント・クリフ」。これはいったいどのようなものなのでしょうか。 製薬会社で45歳以上の人の早期退職と転職先 中小製薬会社・ジェネリック医薬品・・・
PCT国際出願と優先権の主張と自己指定
PCT国際出願は実務でも弁理士試験でも重要なところですのでしっかり勉強しましょう。 PCTについての基礎的な知識が怪しい人は、先にPCTとはと外国へ特許出願する方法をご覧ください。 知財についてもっと詳しく知りたい方は新・・・
特許協力条約(PCT)に基づく国際出願とは
出願の束と称されることもあるPCT国際出願。 非常に便利な制度ですので外国へ特許出願する際にはぜひ活用したいものです。 パリ条約 第19条 特別の取極 同盟国は,この条約の規定に抵触しない限り,別に相互間で工業所有権の保・・・
外国へ特許出願する方法
日本で権利を持っているからといって外国でも特許権が成立するわけではありません。 外国でも特許権が欲しい場合には外国へ特許出願する必要があります。 この場合に採りうる方法は主に3つあります。
出願経過禁反言(包袋禁反言)とは
禁反言という言葉は民法や民事訴訟法で出てくる言葉ですが、特許法や商標法などでも登場します。 ちなみに、包袋禁反言の包袋とは、昔は特許庁で出願書類を袋の中に入れて保管していたことからくる言葉です。
特許権の移転の登録前の実施による通常実施権 [冒認中用権]
冒認中用権について学ぶ前にまずは冒認出願について学んでください。 また、中用権(特許法80条)とも比較しておきましょう。 特許権の移転の登録前の実施による通常実施権 第七十九条の二 第七十四条第一項の規定による請求に基・・・
中用権とは[特許法80条]
通常実施権の一種である中用権。 重要性は低い条文ですが、弁理士試験一次試験には重要なので必ず学習してください。 また、商標法の中用権(商標法33条)とも比べてみてください。 無効審判の請求登録前の実施による通常実施権 第・・・
損害額の算定(特許法102条)
損害賠償請求訴訟では、損害額はどのように計算されるのでしょうか。 特許法の条文を見ていきましょう。 特許権者であるあいぴーは特許製品を一個当たり300円(利益は100円)で販売していた。 侵害者が侵害品を一個100円(利・・・
拒絶査定不服審判と前置審査
拒絶査定をされるとショックですよね。でも、拒絶査定を受けたからといって即諦める必要はありません。拒絶査定不服審判を請求すれば、特許査定に持ち込めるかもしれません! 拒絶査定不服審判 第百二十一条 拒絶をすべき旨の査定を・・・