「特許権は20年間保護される」ということは聞いたことがあると思います。 しかし、「いつから」20年間なのか、また、特許権が行使出来ない期間はどのように特許権が保護されるのかを曖昧にしていると非常に勿体無いことになります。・・・
「特許」の記事一覧(4 / 7ページ目)
外国で安く販売した商品を日本へ輸出されたら~並行輸入~
特許権者が販売した商品を買った他人がその商品を転売しても特許権の侵害とはなりません(消尽論)。 しかし、この理論は国際段階でも当てはまるのでしょうか。 国内と国外では物価の差があることから、問題となります。
共同出願をするときの注意点
他社や他の大学等と共同で出願をする機会もあると思います。 そんなとき、利害関係が絡んでくるので、人間関係がぎくしゃくすることがあります。 せっかく仲の良くなった相手とお金が原因で仲違いしないように、予め充分に話し合って契・・・
出願変更と実用新案登録に基づく特許出願
一つの製品を開発した場合、その製品に使われている発明について特許出願や実用新案登録出願を考えることはよくあると思います。 でも、その製品の外観、つまりデザインに特徴があって、そのデザインが過去に見たことがないような新規な・・・
特許異議申し立てと特許無効審判
一度成立した特許権を消滅させる手段として特許異議の申し立て(特許法113条)と、特許無効審判(特許法123条)が存在します。 似たような制度ですが、要件が違うので、効果的に使い分けていきましょう。 基本的に、特許異議申し・・・
特許発明の技術的範囲
特許権の侵害訴訟の場において非常に重要になってくる特許発明(特許法2条2項)の技術的範囲(特許法70条)。 侵害する立場か侵害される立場かによって、その解釈の仕方は変わってきます。 しかし、特許法では、衡平の観点から、特・・・
特許権侵害で訴えられた場合の対処法
たとえ他人の特許権の存在を知らなくても、他人の特許発明と同じ技術を実施していたら、ある日突然特許権の侵害として訴えられる恐れがあります。 (とはいっても、さすがにいきなり訴えてくる人はほぼいません。まずは警告書が届きます・・・
明細書の「発明者」の欄に記載すべき人とは
明細書には住所や出願人の名前を書く欄などいろいろ記載すべき事項があります。 この「出願人」と「発明者」の欄の違いは何でしょうか? よく理解せずに適当に書いてしまうと大変なことになってしまいます。
大学と企業が協力する~産学連携~
オープンイノベーションの一環として、会社の外部の人と共同で発明をする機会も増えています。 特に、特許のような最先端技術を扱う分野では、大学との共同発明が有効です。 会社外部の他社と協力し、新たな知財を生み出してください。・・・