実用新案は権利行使しにくい権利です。 実用新案権に基いて訴えても、逆に損害賠償請求をする羽目になってしまうこともありますよ! 信頼できる弁理士を検索
「特許出願」の記事一覧
みなし全指定とPCT
PCTについて学ぶときに、国内法や他の条約と制度の理解がごちゃ混ぜになってしまうことがあります。一つずつ学んでから最後に比較して学ぶとわかりやすいでしょう。 PCT規則4.9 国の指定、保護の種類、国内及び広域特許 (a・・・
50条の2の通知とは
分割出願は特許査定後や拒絶査定後にもできます。だからといって無制限にできるかというとそうではありません。 既に通知された拒絶理由と同一である旨の通知 第五十条の二 審査官は、前条の規定により特許出願について拒絶の理由を・・・
発明の単一性とシフト補正
平成18年特許法改正により、シフト補正の禁止が明文化されました(特許法17条の2第4項)。その後審査基準では単一性の要件(37条)については緩く解されるようになり、平成29年現在ではそれほど厳しくはありません。 また、単・・・
PCT国際出願と優先権の主張と自己指定
PCT国際出願は実務でも弁理士試験でも重要なところですのでしっかり勉強しましょう。 PCTについての基礎的な知識が怪しい人は、先にPCTとはと外国へ特許出願する方法をご覧ください。 知財についてもっと詳しく知りたい方は新・・・
特許協力条約(PCT)に基づく国際出願とは
出願の束と称されることもあるPCT国際出願。 非常に便利な制度ですので外国へ特許出願する際にはぜひ活用したいものです。 パリ条約 第19条 特別の取極 同盟国は,この条約の規定に抵触しない限り,別に相互間で工業所有権の保・・・
外国へ特許出願する方法
日本で権利を持っているからといって外国でも特許権が成立するわけではありません。 外国でも特許権が欲しい場合には外国へ特許出願する必要があります。 この場合に採りうる方法は主に3つあります。
出願経過禁反言(包袋禁反言)とは
禁反言という言葉は民法や民事訴訟法で出てくる言葉ですが、特許法や商標法などでも登場します。 ちなみに、包袋禁反言の包袋とは、昔は特許庁で出願書類を袋の中に入れて保管していたことからくる言葉です。
拒絶査定不服審判と前置審査
拒絶査定をされるとショックですよね。でも、拒絶査定を受けたからといって即諦める必要はありません。拒絶査定不服審判を請求すれば、特許査定に持ち込めるかもしれません! 拒絶査定不服審判 第百二十一条 拒絶をすべき旨の査定を・・・
外国語書面による出願
外国語書面出願については1994年、及び平成27年に改正が行われています。 外国語書面出願に限りませんが、古い情報を基に特許出願をすると予期せぬ不利益を受けることになりますので、常に最新の情報に当たってください。 このサ・・・
特許出願の手続きと流れ
発明が完成したら早速特許出願!・・・と言いたいところですが、特許出願をする前にやることがあります。 特許出願について基礎から学びましょう。
進歩性(創作非容易性)とは
限定列挙された拒絶理由(特許法49条)のなかでも満たすのが困難なのが進歩性(特許法29条2項)の要件です。 実務で重要なのはもちろん弁理士試験でも非常に重要です。 特許の要件 第二十九条 2 特許出願前にその発明の・・・