ジェネリック医薬品に比べ、聞きなれない言葉「バイオシミラー」。この「バイオシミラー」とは一体何なのでしょうか。そして、特許における問題とその解決法とは。 最新情報についてはブログで、バイオシミラーに関わる仕事情報について・・・
「特許侵害」の記事一覧
訂正の再抗弁とは【特許法104条の4】
特許権侵害訴訟において原告と被告は様々な主張をします。その一つが「特許無効の抗弁」及び「訂正の再抗弁」です。 2017年7月には最高裁判決も出ています。 主張の制限 第百四条の四 特許権若しくは専用実施権の侵害又は第六・・・
一般法と特別法どちらが優先されるのか
弁理士試験の勉強は特許法から始めることになっています。 しかし、通常、法律を学ぶ場合は民法を学びます。 一般法と特別法の違いについてここで学んでおきましょう。
損害額の算定(特許法102条)
損害賠償請求訴訟では、損害額はどのように計算されるのでしょうか。 特許法の条文を見ていきましょう。 特許権者であるあいぴーは特許製品を一個当たり300円(利益は100円)で販売していた。 侵害者が侵害品を一個100円(利・・・
均等論をもっと詳しく
判例でよく聞く均等論。2016年3月、及び2017年3月にも中外製薬の特許訴訟でこの理論が持ち出されました。 知財担当者や弁理士試験受験生は知っておくべき理論です。 特に弁理士受験生は5要件の暗記及び事例への当てはめがで・・・
外国で安く販売した商品を日本へ輸出されたら~並行輸入~
特許権者が販売した商品を買った他人がその商品を転売しても特許権の侵害とはなりません(消尽論)。 しかし、この理論は国際段階でも当てはまるのでしょうか。 国内と国外では物価の差があることから、問題となります。
特許異議申し立てと特許無効審判
一度成立した特許権を消滅させる手段として特許異議の申し立て(特許法113条)と、特許無効審判(特許法123条)が存在します。 似たような制度ですが、要件が違うので、効果的に使い分けていきましょう。 基本的に、特許異議申し・・・
特許発明の技術的範囲
特許権の侵害訴訟の場において非常に重要になってくる特許発明(特許法2条2項)の技術的範囲(特許法70条)。 侵害する立場か侵害される立場かによって、その解釈の仕方は変わってきます。 しかし、特許法では、衡平の観点から、特・・・
特許権侵害で訴えられた場合の対処法
たとえ他人の特許権の存在を知らなくても、他人の特許発明と同じ技術を実施していたら、ある日突然特許権の侵害として訴えられる恐れがあります。 (とはいっても、さすがにいきなり訴えてくる人はほぼいません。まずは警告書が届きます・・・
外国の特許権者から訴えられた場合
あいぴーの会社は、外国で特許権を持っている権利者から訴えられてしまったようです。 あいぴーは、ドイツで特許が成立している製品を日本で製造販売しています。 さて、この行為は特許権の侵害になるのでしょうか。
特許権を侵害されてしまったら
自社の特許権が侵害されたら、ついカッとなってしまいます。 しかし、そんなときこそ冷静になって適切な対応をしたいものです。 訴える側が常に正しいとは限らないからです。 間違って、特許権を侵害していない人を訴えたりしないよう・・・
パテントトロール対抗法
小さなあいぴーの会社に怪しげな会社から警告状が届きました。 どうやら、送り主はパテントトロールのようです。 パテントトロールとは一体なんでしょう?そして、それに対抗するにはどうしたらよいのでしょう。 &nb・・・