冒認中用権について学ぶ前にまずは冒認出願について学んでください。 また、中用権(特許法80条)とも比較しておきましょう。 特許権の移転の登録前の実施による通常実施権 第七十九条の二 第七十四条第一項の規定による請求に基・・・
「特許ライセンス」の記事一覧
サブライセンス(再実施許諾)とは
特許法上、特許権者と専用実施権者は他者に特許発明の実施許諾をすることができます。しかし、先使用による通常実施権者のような法定通常実施権者や許諾による通常実施権者には第三者へ特許発明を実施許諾することは許されていません。
独占的通常実施権と非独占的通常実施権
通常実施権とは、設定行為で定めた範囲内において行として特許発明を実施するための実施権のことを言い(特許法78条2項)、特許権者または専用実施権者が設定することができます(特許法78条1項、同77条4項)。 通常実施権は特・・・
特許権のライセンスの種類
特許権には財産的価値があるので、売ったり貸したりすることができます。 ただし、通常の有体物と違って、同時にたくさんの人が使うことが出来てしまうので、特殊な決まりがあります。 自分が特許権を貸す側になったときも借りる側にな・・・
特許ライセンスの交渉方法
財産的価値のある特許権はライセンスをすることもできます。 しかし、有体物と違ってその財産的価値を具体的な金銭として評価することが難しいことから問題が生じてきます。 不利な契約を結ばないように、交渉時に注意すべきことを学び・・・
特許権をライセンスするときの注意点
特許権を活用する手段として、自社保有の特許権をライセンス(実施許諾)することは非常に有効です。 しかし、ライセンシー(実施許諾を受ける側)の利益を守るため、ライセンサーには義務もあります。 ライセンスをしたのに、逆に損害・・・
ライセンスを受けるときの注意点
自社が発明した技術でなくても、他社からライセンスを受けることにより新規技術を使うことが出来るようになります。 しかし、ライセンス料金が不当に高すぎたり、こちら側に不利な契約が結ばれているようでは事業に悪影響が出てしまいま・・・