商標法にも特許法における「補償金請求権(65条)」と似ている出願後設定登録前の第三者の使用に対し商標権者(となる者)を保護する制度があります。ただし、単なる準用条文ではないので気を付けてください。 設定の登録前の金銭的請・・・
「商標権侵害」の記事一覧
商標権を侵害していることを知りながら放置したらどうなるの?
ブランド品は、そのブランドを付しているだけで高額で売ることができるので、他社の有名商標を勝手に使ってしまいたいという誘惑に駆られることもああるかもしれませんし、実際に有名商標を無許諾で自社製品に付して販売している人もいる・・・
商標権侵害だと訴えられたら
わかってやっているときならまだしも、突然商標権侵害の警告状が届いたら心臓に悪いですよね。 特許権や商標権のような知的財産権は、「知らずに」同じものを使用しているだけでも侵害となってしまいます。 「法の無知はこれを許さず」・・・
商標が中国で先に登録されてしまったら
ビジネスを考える上で、中国市場は無視できません。 ということは、自社のビジネスで使用している商標が有名になってきたら、早目に中国でも商標登録出願をしておかなければいけないということを意味します。 運悪く他人に先に自社の商・・・
海外で買った商品を転売しても大丈夫?
日本では高額で売られているものでも、海外では安く売られている場合があります。 こういった商品を日本へ輸入することを「並行輸入」というのですが、日本の権利者からしてみれば、そのようなことはやめさせたい行為です。 さて、この・・・
持ってるだけで犯罪者?~偽ブランド品とリメイク品~
ブランド品の中古は非常に大きい市場です。 この市場で、正規のブランド品だけでなく、リメイク品も出回っています。 よく見かけるので、気にしないかもしれませんが、リメイク品は立派な商標権侵害物品です。 そして、偽ブランド品は・・・