経営資源のうち、最も価値の高い「知的財産」。薄利多売ではなく、高付加価値の高額商品(サービス)を販売するためにはこの知財を活用することが必須です。
この知財に関する知識が全くない状態では会社は成り立たなくなる確率が高いと言えます。
大企業の経営者は当然この知財の知識を身につけていますが、中小企業の経営者も知財の知識を身につけましょう!知財の活用次第によっては大企業をも上回る利益をあげることができますよ。

チーたん
ショック!拒絶理由通知が届いたよ・・・。
この発明は絶対に特許を取れると思ったのに・・・。
拒絶理由は特許法29条1項3号違反だって。
ふっくん
どれどれ・・・。
なるほど。確かにチーたんが特許出願するよりも1週間ほど前に他者のブログにその発明の内容が記載されていますね。

・・・おや?このブログによると、どうやらあいぴーが講演会でチーたんの発明の内容を語ったみたいですね

チーたん
ええっ!?どういうことなの、あいぴー!
あいぴー
う、うちは何も悪いことはしてへんで
チーたん
このブログ見てよ!あいぴーが従業員であるぼくがした発明の内容を他人の前で語っているよ
あいぴー
ああ、あれはな、チーたんのことを褒めただけやで。うちの会社には優秀な発明者がいるって。
ふっくん
褒めるだけなら良いのですが、発明の内容までペラペラ話してしまうのは感心しませんね
あいぴー
「社長は美しいだけでなく素晴らしい経営手腕をお持ちで」と言われたから、つい・・・
チーたん
褒めて気分を良くさせて発明の内容を盗もうって魂胆だったのかもしれないよ
ふっくん
いずれにせよ、これでは新規性喪失の例外の適用を受けられませんからこの発明で特許は取れませんね
チーたん
そんな・・・!
あいぴー
も、もしかしてうちのせい?
チーたん
もしかしなくてもあいぴーのせいだよ!
ふっくん
まあ、あいぴーもこれに懲りて迂闊にアイデアを特許出願前に話したりすることはなくなるでしょう。
高い代償になりましたがね
チーたん
ぼくみたいな知財担当者だけでなく、社長自身も特許法など知的財産権について学ばなければいけないよね
ふっくん
その通り!今の時代、知財に関する知識なしで経営するということは、大海をいかだで漂流するようなものです。
社長自らが最低限の知財の知識を身につけ、大海を強固な船で渡り切ってください
チーたん
あいぴーが独学してもタイタニック号みたいに沈没しちゃいそうだけどw
ふっくん
そんなことのないようにコンサルタントである私がいるんですよ。
社長が短期間で確実な知財の知識をみにつけられるように協力しますよ。いつでも頼ってきてください