アイデアで稼ぐ方法にはいくつか考えられます。
たとえば、発明や考案を企業に売ったり、自社開発して販売します。
その他にも、楽に稼ぐ方法があるのです・・・!?
どれどれ・・・
「アイデア募集!」応募条件:
新規なアイデアであること
工業所有権取得済みであること又は取得可能であること
やって。どういうこっちゃ?
次に、「工業所有権取得済み」というのは、特許権、実用新案権、意匠権のいずれかの登録を受けているということだよ。
*ここでは商標権は除外します。
特許は出願しただけでは特許権にはならないんだ。まずは高いお金を払って審査請求をして厳しい審査に合格しないといけない。それから登録料を払わないと特許は登録されないし、特許維持費も払い続けないといけない。
でも、とりあえず特許出願だけなら誰でもできるから、とりあえず特許出願をするというのもありだね。
だから、「特許権取得済」に比べたら、「特許出願済」は信頼性に欠けるけど、それでもいいよっていうことだね。
ちなみに実用新案権は無審査だから必ず登録される。その分信頼性がないから、「実用新案権登録済」よりは「特許出願済」の方が良いよ。
じゃあ、それを写真に撮ってアイデアを募集している企業にアイデアの提案をすると良いよ。
アイデアを買ってくれる企業にもわかりやすいように、特許出願明細書に添えて、企画書や写真、イラストなんかも送付すべきだよ。
あと、いきなり電話をかけるのは迷惑だから、必ず書面にして送付すべきだね。
違うよね。
「誰もが夢見るのに誰も億万長者になれない、正にただの夢に近いこと」だから「超例外」的なこととして発明で億万長者という話が独り歩きしているだけだよ。
確率的にいうと、ただの主婦が発明をして億万長者になるのは、競馬で一等を当てて億万長者になるより難しいよ
大抵は経費のせいでずっと赤字だよ。
時給100円どころか、発明をするほどにお金が減っていくよ
お金がほしいんだったら、普通に働いていたほうが余程確実だよ。
中には本当に優秀な発明者もいるけどね。
そういう人は、大抵、元は企業の発明者なんだ。
企業で会社員として発明をしているうちに自分だけで特許出願したいと思うようになって、ベンチャー企業を立ち上げて発明家として独立するというパターンが多いかな。
でも、そういう人たちって、世界で最先端の技術を扱っているから、技術を知らない「普通の主婦」には参考にならないよ。
それよりは、会社を立ち上げてアイデア商品を自社製造して売った方がいいんじゃないかな
すればするほどどんどんアイデアが湧いてきて、面白いんだ。
だから、ぼくは従業員として発明をしている。
お金をもらいながら発明できるんだから、有り難いなって思うよ。
年をとったら、脳トレのためにもずっと発明を続けていきたいって思っているし。
うちはお金がほしい!
純粋に、人助けをしたい、とか面白いから、とかそういう理由で発明をすると、人生が豊かになると思うけどな。
発明で成功した人って贅沢な暮らしはしていないよ。それよりも、発明で儲けたお金を次の発明のために投資するんだ。
そうやってどんどん発明を繰り返すんだ。
一発当てて贅沢した人は宝くじに当たった場合と同じで身を滅ぼしてしまうよ。
お小遣い程度の金額なら発明で稼ぐことは出来るよ。
たとえば、アイデアを売り込んで、買ってもらえれば、契約金としていくらかと、実施料として数%貰えるよ。
これでは、お金持ちとは程遠いのですが、この「実績」を元に「天才発明実業家」としてブランディングして、発明で一攫千金を狙う人たちが企業にアイデアを売り込む手伝いをして大儲けします。
まあ、本当に実力のある人なら、チーのように発明だけをして稼げば良いのですが、普通はそんな大発明なんてできません。
ですから、金山で金を掘り当てるよりも、金を堀りにきた人たちに必要な道具を売るほうが余程儲かるのですよ。
不労所得が欲しくてお金に目がくらんだ人に「あなたのアイデアを商品化して儲けましょう」と言って騙すくらいなら、ぼくはお金なんていらないよ
一攫千金を夢見る人に「夢」を売っているんだから良いではないですか。
うさんくさい商売をして恥をかくのはあいぴーであってチーたんではないのですから放っておけば良いのです。
「誰でも特許ライセンス収入で大儲けして一生遊んで暮らせます」なんて私だったら口が裂けてもいえませんけどね。
それでもぼくは騙す方が悪いと思うけどね!
彼らは出願代理費用として数十万円も儲けられるのですから、プライドのない人は、どんなくだらない発明にも「素晴らしい発明ですね。ぜひ出願しましょう」と言ってきますよ。
「特許をとれば特許ライセンス収入で遊んで暮らせます」なんていう弁理士がいたら、気をつけてください。
発明をしたら、本当に信頼できる弁理士に相談しなければいけません。
言いにくくても、「この発明には価値がありません」と言ってくれる弁理士のほうが、誠実ですよ。
誠実な弁理士に手伝ってもらって特許をとって商品化する。そうした地道な努力をしてようやく少額のお金を稼ぐというのが一番確実で楽しくて良いと思いますけどね。
「発明で一攫千金」を最優先事項にすると、発明が楽しくなくなりますし、詐欺にひっかかりやすくなりますからね。