ビジネスでむやみに新たな分野へ進出した場合の成功率はかなり低くなっています。
しかし、知財を利用して新分野へ進出した場合の成功率は高くなっています。
ビジネスをしている以上、永遠に新分野へ取り組まないということはありえないので、ぜひ、知財を中核に置いたビジネスの展開を考えてください。

チーたん
うちの会社は特許部品の売り上げのおかげでかなり業績が良くなったよね
あいぴー
その部品の特許を取得した自分の功績だって言いたいんやろ?
チーたん
まぁそうだけどw
あいぴー
昨年度からチーたんは発明も知財の仕事もほんまに頑張ってくれてるわ
チーたん
あいぴーがそんなふうに素直に褒めてくれると逆にこわいよw
ふっくん
そろそろ新分野へ進出しても良いかもしれませんね
チーたん
もう少しコアのビジネスに注力していたい気もするけど・・・
ふっくん
社員も増えてきましたし、コアのビジネスはそのままに、新しいことに手を出しても良いと思いますよ。
もちろんコアビジネスがふらふらしているのにむやみに新分野へ進出しても危険なだけです。しかし、あいぴーの会社くらい地盤がしっかりしているなら、むしろ、「変わらないことのリスク」を考えるべきです。
全ての新しいビジネスはいずれ陳腐化します。
陳腐化してから慌てるよりも、陳腐化する前に2つ目3つ目の事業の柱となりそうな分野へ進出しておいた方がよいでしょう。
チーたん
そういえば、ソニーも金融分野へ進出して大成功しているし、中小企業でも下請けの会社から業務転換して成功している例はたくさんあるよね
あいぴー
じゃあ、ドローンビジネスへ参入しようや
チーたん
ドローン?なんで?
あいぴー
最近流行っとるやん
チーたん
流行っているからって・・・。安易すぎるよ。ねぇ?ふっくん
ふっくん
そうですね。流行っているからという理由だけで新分野へ進出するとまず失敗しますね
あいぴー
じゃあどんな分野へ進出すればエエねん!
ふっくん
成長市場への進出をする企業は多いと言えます。しかし、それ以上に、
既存の経営資源を活用できるかどうかというのが重要になるでしょう。
チーたん
そうか。単純に最近ドローンや3Dプリンタが流行っているからと言ってむやみに進出してもきっと失敗するよね。でも既にある技術やノウハウを活用できる分野でなら成功できる確率がぐんとあがるよね
あいぴー
そういえば富士フィルムも化粧品出しとったな
ふっくん
これまで蓄積してきた技術やノウハウのような知財を活用できる分野へ進出するのが最もリスクが少なく成功確率が高いでしょう。
チーたん
つまり、コアビジネスはそのままに多角化を目指すというわけだね
ふっくん
そうです。核(コア)となる知財の部分はそのままにして多角化をしていけば経営資源の無駄もなく、イノベーションを起こせます。
あいぴー
うちの会社はどんな分野へ進出すればエエんやろ?
うちの会社の一番の自慢は美人社長の美しさやけど・・・
チーたん
美人社長って誰よww
ふっくん
特許技術を活用できる分野でもよいですし、その他の知財を活用してもいいですね。
チーたん
ふっくんなら隠れた知財を発掘してくれそう!ぜひ協力をお願いするよ
ふっくん
お任せください!
私があいぴーの会社の知財を発掘して活用するお手伝いをいたしますよ!
あいぴー社長の美しさは既に顕在化しているから発掘する必要なんてありませんけどね
チーたん
ふっくんがそんなお世辞言うなんて・・・
今日はみんなお世辞を言いあっていて怖いなw