知財経営をすると経営が非常に楽になります。
しかし、自分のところには知的財産なんてないとお考えの方がいるかもしれません。
でも、安心してください。知的財産であることに気づいていないだけで、しっかり知的財産は存在しています。
チーたん
知的財産があると事業が有利になるというけど、知的財産がない業種だってあるでしょ?
たとえば、農業とか関係ないんじゃないの? 新しい甘くてたくさん実を結ぶメロンを開発したとして、知的財産権で保護されるの?
ふっくん
特許法では保護されませんが、種苗法で保護されますよ。
ふっくん
新しいメロンの品種を作るのには恐ろしく長い時間がかかります。その苦労は研究開発と変わりませんからね。
チーたん
じゃあ、会社の営業部とか総務部は?
ふっくん
営業秘密やノウハウのような知的財産がありますよ
あいぴー
じゃあ、美容院とか整骨院はどうなん?
ふっくん
ヘアカットのテクニックやマッサージのテクニックなどは、技能と呼ばれるものであり、知的財産権では保護されません。野球選手の投球方法やサッカー選手のキック方法なども同じです。
チーたん
じゃあ、美容院や整骨院では知財経営なんて無理だね
ふっくん
いいえ、テクニックについては知的財産権を取得できないといっただけで、知的財産は存在しますよ
チーたん
例えば何?
ふっくん
顧客名簿は重要な知的財産ですし、お店の名前やヘアカットの名前は商標権で保護されます。
ふっくん
また、テクニックを守るためには、ノウハウとして保護して不正競争防止法で保護を図るという手段も考えられます。
ふっくん
フランチャイズ展開を狙っているなら、まずは商標権を取得すべきでしょう
あいぴー
事業者には知財の知識は必須なんやな
ふっくん
知財を勉強するのは大変ですからわたしを頼ってくれて構いませんよ。
あいぴー
頼りにしてるで、ふっくん
ふっくん
はい。わからないことがありましたら、いつでも質問してくださいね