昨今、貧困シニアの増加が社会問題化しています。会社を定年退職しても、年金を受け取れる年齢になるまでに数年あるので働かなくてはいけないのですが、特にスキルを持っていない人の場合、危険な仕事や汚い仕事くらいしかすることができません。

身体が弱っているのに危険な仕事なんてしたくありませんし、どうせ仕事をするなら、自分の強みを活かしてやりがいを感じながら働きたいですよね。

 

そこで、70歳になっても生き生きと働けるために、若いうちにしておくべきことをリストアップしてみました。

資格試験の勉強

自分の専門性を高めるために、資格の取得を考える人も多いと思います。年をとってからでも資格は取得できますが、「その道で食べていく」つもりなら、早めに資格をとる必要があります。

たとえば、難関国家資格である弁理士。この資格をとれば、独立開業も出来ることから、定年のない一生ものの資格です。

しかし、資格をとっただけで食べていけるほど甘い世界ではありません。

 

まずは、実務経験を積む必要があります。

 

将来的に弁理士になって食べていきたいのなら、できるだけ若いときから明細書と呼ばれる特許出願書類を書く練習をしなくてはいけません。そして、その訓練が出来るのは特許事務所です。明細書を会社内で作成している企業の知財部なら明細書を書く機会もありますが、きちんと教育を受けて一人前になりたいなら特許事務所で働くべきです。

 

そして、未経験で特許事務所へ転職するのは、年齢的には40歳が限界でしょう。

40歳を超えていても雇ってくれるところはあるでしょうが、自分一人で見つけることは至難の業です。

 

そこで、私が情報提供いたします。もちろん無料ですのでお問い合わせください。

 

自分と家族のキャリアを考える

会社によっては頻繁に転勤を命じられることもあるでしょう。その場合、単身者ならそれほど大きな問題にはなりませんが、配偶者がいる場合には単身赴任をすることになってしまったり、子供がいる場合には転校させることになってしまうでしょう。

 

また、両親が年老いてくると介護の問題も出てきます。すると、どうしても近くにいてあげたいので転勤のある会社にはいられないという問題も出てきます。

この場合、転勤のない会社へ転職するということも視野に入れる必要がでてきます。

 

この点、上記した特許事務所の場合は転勤がないので1か所に落ち着いて仕事をすることができます。

 

 

会社外のコミュニティに参加する

ずっと同じ業界にいると、考え方がその業界特有のものに固定されがちです。すると、新しいアイデアも湧いてこないことになるので、積極的に社外の人と関わりを持ちましょう。

 

特に、「肩書を外して人と交流する」ことが効果的です。

 

たとえば、スポーツサークルや音楽サークル、セミナーやボランティアなどに参加すると様々なバックグラウンドの人と出会う事ができます。
特に、スポーツは楽しいだけでなく体力づくりにも役立つので、お勧めです。

家族みんなでイベントに参加するのも良いですね。

 

出会った人全てを大切にする

普段イライラしていたりストレスを抱えていると、とても人に優しくなんてしていられないと思うかもしれません。

しかし、自分の精神状態や体調が悪いときにこそ自分以上に他者を尊重すべきです。その積み重ねがあなたという人間を形成します。

他者に与えた傷は必ず自分に返ってきます。

 

たとえば、部下に怒鳴り散らしたり、インターネットの匿名掲示板に他人の悪口を書いたり、レストランでウェイトレスを奴隷のように扱ったりするようなことをしていれば、自分の人間レベルをどんどん落としていきます。なぜなら、そのような一つ一つの行動はあなたを形作り、次の行動を生み出していくからです。

もしも過去に悪い行動をしてしまった場合、その相手がわかるなら謝罪をすべきです。謝罪という行為は非常に難しいことですが、下がってしまったレベルを人間のレベルにまで戻すことができます。

 

 

さて、上記したことのうちいくつかは実行に移せそうでしょうか。

全てを一気に始めることは難しいでしょうが、出来ることから少しずつ行っていきましょう。それにより、20年後の生活は劇的に変わりますよ!