日本は先進国の中でも女性の社会進出が遅れています。
男女雇用機会均等法の施行から32年も経過していますが女性役員が一人もいない企業は66%もあります。

 

そもそも、日本文化の伝統(?)として、女性は男性を立ててそっと後ろから付いていき、決して出しゃばらないのが美徳と考えられており、ビジネスの場でも未だにその伝統を引きずっている業種も数多くあります。

その最たるものが建設業界だと言われています。

 

建設業界の女性役員比率は恐ろしく低く、どんなに優秀でも女性だからという理由でキャリアアップは望めません。

 

ですから、超超優秀な女性か余程の幸運の持ち主かコネを持っていない限り建設業界で女性が役員になれることはありません。

 

したがって、キャリアアップを望む女性で建設業界で働いている方は、転職時には別業界に行くことをお勧めいたします。

 

風通しが良く女性が活躍できる職場では、女性の年収も高く待遇も良いので、生き生きと働いている方が多数いらっしゃいます。

なお、建設業界の他にも、製造業界と卸売業界も女性の役員比率が低めです。

 

これらの業界で働いていらっしゃる女性で、「自分より優秀ではない男性が先に出世した」「自分は本当はもっと年収が上でも良いのでは」と思っていらっしゃる方は、転職を考えても良いでしょう。

 

特に、女性役員が一人もいない会社の場合はあなたが出世できる見込みは絶望的ですので、ぜひ違う業界へ転職することをお勧めいたします。

 

待遇が良い会社だと俄然やる気が変わってきますからね。

 

女性役員比率の高い業界

女性役員比率の高い業界はサービス業です。

それから、小売業、金融・保険業、電気・ガス業、不動産業と続きます。

ただ、大学の専攻によっては、その知識を無駄にしたくないがために、なかなか建設業界からの脱却を考えられないという方もいらっしゃるでしょう。

そんな方でも大丈夫。
スキルを活かして転職する方法があります。

 

たとえば、大学で土木など理系の学部で学んでいた人は、大学レベルの知識があれば、特許技術者として働くことができます。
特許技術者をご存じない方はぜひリンク先を御覧ください。高年収で知的で魅力的な仕事です!!)

転職時には大学での専攻が大いに役に立つでしょう。

参考:未経験から特許技術者への転職

 

他にも、営業職なら単純に女性が活躍できる業界で営業職をすればいいわけです。
営業で培ったスキルは、他の業界へ行っても使えますからね。

 

新しい業界への転職の際に注意すべきこと

いくら、建設業界・製造業界・卸売業界などを脱出できたとしても、転職した先の会社が女性蔑視をするような会社では転職の意味がありません。

 

したがって、転職前には入念に調査しておく必要があります。

 

たとえば、某大手女性下着メーカーには女性役員がほとんどいません。

女性ものの製品を作り、女性が活躍しているにもかかわらず、です。

 

したがって、こんなCMのイメージの良さに騙されてこんな会社に行ってはいけません。

 

また、某ビールメーカーも女性役員が全然いません。

 

 

こうした情報は一人で調べるのは大変です。

そこで、転職の際には、こういった調べるのが大変な情報を調べて教えてくれる人に協力してもらいましょう。

 

では、誰にお願いすればよいのでしょうか。
 

答えは・・・
私達です!!

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