数年前までとは異なり、コロナ禍ではIT業界への転職希望者が増えていると言われています。
不景気でも成長している数少ない業界であり、今後も成長が見込めるためです。
実際、私の周りでもIT業界・IT企業をクライアントをする方々は忙しくご活躍されていらっしゃいます。

しかし、ライバル(IT業界への転職希望者)が増えすぎたために未経験者がIT業界へ転職を希望しても希望した企業に就職することは困難です。
特に30代ともなると20代のライバルたちと戦わなければならないのでかなりハードルが高いといえます。

「でも人手が不足と言われている」そう思われるかもしれません。
それは事実なのですが、「経験者」の人手が不足しているのであり「未経験者」の人手は足りています。

未経験者採用は教育に手をとられるために一時的に赤字になります。だからこそ、人手不足のところは即戦力を欲しがり未経験者には見向きもしません。

 

未経験がIT転職を成功させるコツ

 

上述したように未経験者がITを業界へ転職するのは困難です。
しかし、裏技があります。

未経験者を採用しているインフラ系を選ぶとかアピール方法を変えるということではありません。

そうではなく、「IT企業をクライアントにしている企業」に転職するのです。

そして、「IT企業をクライアントにしている企業」とは、私が所属している業界です。

 

私は知財(特許)業界にいます。弁理士という国家資格を持っています。

多くの弁理士は特許事務所というところで働いています。
弁理士のクライアントはメーカーなどの企業です。
そして、クライアントのなかにはIT企業も存在します。

このクライアントのために特許出願書類の代理をするのが弁理士の仕事です。

 

といっても国家資格試験に合格するのは簡単ではないので、まずは特許事務所へ転職し、特許技術者として実務経験を積みつつ弁理士試験の勉強をするのが主流です。

かなり難しい試験なので相当覚悟した方が良いですが、収入も高く(弁理士の平均年収は750万円ほど)やりがいのある仕事です。

 

もしご興味を持った方がいらっしゃった場合は、お問い合わせいただければあなたが知財業界に向いているのか弁理士の視点からお伝えします。