介護職って辛いですよね。
低賃金で重労働、精神的にもキツく、うつ病を発症する人も多いといいます。
私の娘の友達のお母さんが介護福祉士なのですが、かなりつらそうです。
人間的に素晴らしい方で、いつも笑顔を絶やさず苦労を外に出さないようにしていらっしゃる方なので気付かなかったのですが、介護福祉士という仕事はかなり大変なようです。
まず、肉体労働なので、腰痛が職業病になります。
それから、男性の高齢者によるセクハラ・パワハラも日常茶飯事です。
人によっては介護福祉士を召使のように扱います。
痴呆症を発症しているけれど身体は元気な高齢者の場合は、暴力をふるってくることもあります。
それに対して自らを防御するために高齢者の腕を掴んだりすると、「虐待」として通報される恐れがあります。
このように、精神的にもストレスだらけの仕事ですから、介護職を辞めたいと考えている職員は大勢いるそうです。
しかし、介護職は就くのは簡単ですが、他業種への転職は困難です。
介護職で培ったスキルやキャリアを転職に活かすのは困難だからです。
しかし、介護職が辛いと思いながらずっと仕事を続けることはお勧め出来ません。
肉体労働なので、50代になると苦しくなってくるでしょう。
遅かれ早かれ、転職すべきなのです。
いえ、少しでも若いうちに転職すべきです。
なぜなら、他業種へ未経験で転職することは一歳でも年を取ればとるほど困難になるからです。
といっても、どんな業種へ転職すれば良いのでしょうか。
他の業界を知らない場合は、漠然と「営業職」だとか「事務職」というように考えてしまうと思います。
しかし、営業も事務も実に様々な仕事があります。
そして、大きな企業ほど年収も競争倍率も高いのでまず入れません。
・・・しかし、年収は高いのに競争倍率が低い穴場の仕事があります。
本当ですよ。
合法的な仕事です。
なぜ年収が高いのに競争倍率が低いのかというと、「マイナー」だからです。
要するに、知られていない仕事だからです。
たとえば、医師や弁護士というと、よく知られている仕事ですよね。
では、弁理士を知っていますか?
名前も聞いたことが無いという人もいるかもしれません。
名前くらいは聞いたことがあっても具体的にどんな仕事をするのか知らないという人も多いでしょう。
それくらいマイナーな職業です。
しかし、マイナーかどうかはともかく、高給取りです。
・・・しかし、私がお勧めするのは弁理士ではありません。
なぜなら、弁理士は司法試験並に難関な試験を受けないといけないからです。
私がお勧めするのは・・・
特許事務員と特許技術者です。
特許事務は、特許事務所と呼ばれるところで、特許に関わる事務をする仕事です。
期限管理が重要な仕事です。責任が重い分、給与は高めです。
残業も少なく、定時で帰れるところがほとんどです。
でも、一般事務より給与は高めです。
そのため、既婚女性に人気の仕事です。
特許技術者というのは、特許の出願書類を書く仕事です。
理系の素養が無いと出来ないので、理系の大学を卒業していないと辛いでしょう。
残業は多めですが、その分給与も高めです。
人によっては年収1000万円近くもらっている人もいます。
ちなみに、特許技術者から弁理士へレベルアップすると年収が2,3千万円を超えることもあります(ただし、上述したように弁理士試験は難関です。ライバルは一流大卒のエリートたちです)。
特許事務も特許技術者も、他業種から未経験で転職することができます。
といっても、全くの畑違いの介護職から特許事務や特許技術者になるのは困難です。
介護職から特許事務・特許技術者への転職の成功確率を上げるにはこの条件を満たすしかありません。
「今すぐ転職活動をすること」です。
条件の良い仕事ほどあっという間に埋まってしまいます。
そんなチャンスを逃さないためにも、1日でも若い、今のうちに転職活動を始めるべきです。
ご自身の経歴からマッチ度を知りたい場合にはお問い合わせください。