特許技術者になるには、一般的には35歳が限界とされています。

 

しかし、高齢化に伴い、40歳までは未経験の特許技術者を受け入れる特許事務所が増えてきたようです。

一人前の特許技術者になるには5〜10年かかると言われているので、40歳が限界というのもうなずけます。

 

ですから、45歳だとたとえ弁理士資格を持っていたとしても未経験で特許事務所に転職するのは難しいでしょう。

 

しかし、私の知っている例では、60歳から未経験で特許技術者になられた方もいます。

定年退職後に特許技術者として働き始めたのです。

70歳を超えても特許技術者として働き続けています。

 

60歳未経験の特許技術者をゼロから育ててくれる特許事務所はなかなか見つからないでしょうが、いずれにせよそのような例はあります。

 

なお、将来弁理士になりたいと考えている人は、早い段階で特許事務所に転職しておいた方が良いでしょう。

 

とはいっても、新卒でいきなり特許事務所に行くことはお勧めしません。
まずは、企業に就職しましょう。

そこで社会経験を積んでから特許事務所に転職すると、後に企業経験が生きてきます。

 

特に研究開発職や知財部はお勧めです。

 

私の存じ上げているある弁理士さんは、企業でずっと開発に携われており、40歳になって特許事務所へ転職し、弁理士試験の勉強を始められました。

 

もともと才能もあったのでしょう。

メキメキと頭角を表し、50代の今では大企業から注文が耐えない超売れっ子弁理士として大活躍されています。

 

彼の書く明細書はアートであり、正に天才弁理士という称呼がふさわしいと思うのですが、努力家なので、天才と呼ぶのは合わないかもしれません。

 

彼には70歳を超えても80歳を超えてもずっと明細書を書いていてほしいなと思います。

 

こんな例もあるのです。

あなたも年齢を気にして特許技術者になるのは遅いのかもと心配することはなく、どうぞ特許事務所に飛び込んでみてください。

 

なお、30代未経験なら他の業界とは異なり楽に転職できる可能性があります。
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