よく、転職するときに転職サイトで「お祝い金○万円！」と書かれていることがあります。
これはお得に見えますが、裏があります。
たとえば、「お祝い金５万円！」と書かれていたとして、あなたがその求人に応募したとします。
さて、あなたの価値は５万円ですか？それとももっと高いですか？
もっと高いですよね。
１０万円くらいですか？
もっとですよね。
転職において注意しなくてはいけないのは、「小金を得るために自分の人生という大事なものを売ってはいけない」ということです。
基本的にお祝い金というのは、仲介者があなたを売って大金を得た後にその中から微々たる金額として提示するものです。価値を提供出来ている会社ならお祝い金なんて用意しなくても大丈夫なのですが、実績がない会社ほど、客集めとしてお祝い金制度を採用します。
すなわち、あなたは少額のお祝い金を受け取るために不利な状況に置かれることになります。
広告をしている商品やサービスにはその広告費が上乗せされているということは多少マーケティングをかじったことのある人なら知っています。
（そのため、ネット上でも広告が出ている商品やサービスは選択肢からあえて外すという賢い人もいるでしょう）
同様に、大金を使って広告をばらまいている人材紹介会社は、多額の仲介料を得てあなたを売ります。
お祝い金というのは、目先の欲に騙されやすい人が飛びつくものですので、転職エージェントにとっては良いカモです。
ご自身の人生を真剣に考えているのなら、そのような不誠実なサービスを利用すべきではありません。
それよりは、会社の先輩や友達等身近な人に相談してみましょう。
特に、知財業界は非常に狭いので、大学生の頃の知人が特許事務所に転職していたなんて話はよく聞きます。
以前お問い合わせくださった方が弁理士と話したいというのでご紹介したら、その方の会社の先輩がその事務所に在籍していたということもありました（笑）
それくらい知財業界は狭いので、全然知らない業者よりも、身近な人に話を聞いたほうが信頼出来ます。
身近な人の話だけでは足りない。もっと話を聞きたい！という方はお問い合わせくだされば私も情報提供いたします。
もしかしたら、私はあなたの知っている方と既に知り合いかもしれません・・・（笑）
