知財の知識を運営している弁理士の福田ちはると申します。

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福田ちはる
福田ちはる

10年近くに渡り知財部や特許事務所への就職希望や別業界にいきたいという人たちから相談を受けてきました。彼ら・彼女らは様々な悩み(職場での人間関係・仕事と育児の両立・居住地・を抱えており、その悩みの解決のために私も協力してきました。

そして、問題解決手段の一つとして、弁理士資格を取得したり知財管理技能検定試験を受験することによる社内での待遇改善も提案することはありますが、なるべく現在の状況の改善と転職を思いとどまることを提案してきました。

しかし、パワハラやセクハラを受けていて今すぐ特許事務所を辞めた方が良い人たちにも多数出会いました。

特に、初期に出会った方々はまだ私の傾聴スキルが低かったこともあり、手助けとなることができませんでした。彼らは既に心療内科や精神科へ通っており、最後の手段として藁を掴むような思いで私に気持ちを吐露されました。

しかし、私にはどんなことを言ってあげれば良いのかがわからず、ただ話を聞いているだけでした。そして、表面的な彼らの「相談に乗っていただきありがとうございました。実家に帰って療養するのでもう大丈夫です」の言葉を鵜吞みにしていました。私の対応が誤っていたのがわかったのは最後のご連絡をいただいてから半年以上経ってからです。ご両親からのご連絡でした。

「うちの子がお世話になりました。今は子供は近くの病院に入院しています。ほぼ植物状態で何も話せないので何があったのかわからず途方に暮れていました。そこで、子供のパソコンを調べてメールのやり取りを発見しました。それを見て職場でどのような仕打ちを受けていたのかが判明しました。親身になって相談に乗っていただき本当にありがとうございました」

これほど自分の無力さを痛感したことはありません。

これはかなり悪いケースですが、他にも酷い例はたくさんあります。私自身も嫌がらせを受けたことが何度かあります(自分が働いていた特許事務所でではありません)。

面白いことに、私に嫌がらせをしてきた人たちは彼ら同士に面識はないのに話していることや行動ががほぼ同じなのです。そして、このサイトを通じて彼らの経営する特許事務所の従業員からご相談を受けたこともあり、より彼らの言動について理解を深めることができました。

彼らはいわゆるパーソナリティ障害(様々な種類があります。ご相談をされてくる方がたも違う種類ですがパーソナリティ障害をお持ちの方がいらっしゃいます。)があるようでした。話す内容や行動、すべてが非常に似通っているのです。

自分のプライドのためなら他者をどれだけ傷つけても全く良心の呵責を感じず、プライドが傷つけられると憤怒し、周りを破壊しそうなほどの怒りを見せます。

お客様や利用できそうな人、目上の人に対しては非常に柔和な態度をとる彼らですが、一度敵とみなした相手には常識では考えられない攻撃を行います。彼らの攻撃はすさまじいので、私は自分を守るためにも、彼らの事務所の従業員がくれた情報によっていざというときには自分の身を守ることにしました(いただいた情報がどれだけ私の心の整理に役立ったでしょうか!)。このサイトを通じてご相談を受けると同時に意図せず私へ嫌がらせをしてくる人たちの情報も得られています。こちらから攻撃をすることはありませんが、攻撃を受けたら反撃する準備は整えておくべきです。自分の身を守るためにも情報は必要なのだと身をもって感じています。

 

様々な人とやり取りをしてきた中で、多くの情報を得たので、問題のない範囲でこれを公開し、知財部や特許事務所への転職時にお役に立てていただこうと思いました。

まだまだ未熟ではありますが、私も相談に乗ります。相談内容は必ずしも転職に限りません。仕事の苦しみを吐き出すところがほしいという方もご相談ください。苦しみや喜びを分かち合うと気持ちが楽になります。精神的な弱さを欠点と考えずに自分を人間として魅力的にする特性なのだとお考え下さい。心療内科や精神科に通院中の方からのご相談も受け付けておりますが、症状が重い場合や医師の指示に反する場合には対応できませんのでご容赦ください。

なお、このサイトに書かれていることは私の主観が混じっており転職のための正解ではありません。その点を考慮に入れていただいた上で、あなたの転職のためにこのサイトを役立てていただけたらと思います。

知財の知識に加えて、知財転職の知識もどうぞあなたのものにしてください。

転職に悩んでいる弁理士や弁理士志望者、特許事務希望者等は、どうぞお気軽にご質問ください。
私は知財業界にいるため、業界の人とこれから知財業界に入ってくる方には最大限のご協力をしたいと思います。
一回きりの付き合いではなく、ずっと付き合うことになるのですから。