規模の大きな会社は年収も高くブランド力もあるので、内定をもらったときは嬉しかったと思います。
しかし、働き始めると、当初思い描いていた働き方とは違うことに気づくときがあります。

それは、たとえば「周り中優秀な人ばかりで相対的に自分が劣っているように感じて辛い」、とか「顧客の姿が見えないので何のためにこの仕事をしているのかわからずやりがいがない」といったことなどでしょう。

特に嫌なのが社内政治かもしれません。
何日もかけて作ったプレゼン資料の評価が悪く、社内政治のうまい同僚の案が通るというような経験を何度もしていると馬鹿らしくなってくることでしょう。

こうした「自分の考えやアイデアを実現して自分の影響力を広げていく」という社内政治は、野心の強い人には楽しいとすら思えるのでしょうが、ひたすら真面目な性格の人には疲弊する原因となっています。

根回しの上手い人がどんどん出世して、実力のある人が出世しないということは理不尽であり評価軸がおかしいと感じても不思議ではありません。

このように理不尽さを感じる人のとる手段は3つあります。

 

1つ目は、出世を諦めてプレイヤーとしての能力を磨く。

2つ目は、苦しさの中でもがき続ける。

3つ目は、違う評価軸の企業へ転職する。

1と2は苦しいですが必ずしも悪いことだとは思いません。仕事をする以上楽しいだけのわけがないからです。

3つ目を選ぶ場合、同規模の企業へ転職すると、同様の社内政治に巻き込まれる危険性があります。
規模が大きくなると、どうしても社内政治とは無縁ではいられないからです。

 

では、中小企業へいけばいいと思うかもしれませんが、年収や福利厚生が劣っているためになかなか決断できないことも多いでしょう。

そこでお勧めなのが、特許事務所(特許業務法人)への転職です。

 

この特許事務所で特許技術者として働くのです。

特許技術者というのは特許に関する技術書面を書く仕事で、弁理士の補助をします。
勉強をして弁理士試験に合格すると国家資格である弁理士になれます。
理系最高峰の資格です。
平均年収は780万円と言われていますが、文系弁理士を合わせての計算ですので、特許弁理士の場合は年収はもう少し高めです。

弁理士(特許技術者)の仕事の良いところは、実力主義なところです。
良い明細書を書けばクライアントから評価され継続的に指名を受けることになります。
実力さえあれば、高い報酬とやりがいを得られる仕事です。

 

大学レベルの理系の知識は当然として、論理力や英語力も必要です。
ただし、社内政治に必要とされたようなコミュニケーション力は不要です。

ごますりが上手い人ではなく、実力のある人が正当に評価される組織で働きたいと考える優秀な方は、ぜひ特許事務所への転職を考えてみてください。

ただ、なんとなくHPのきれいさや規模で特許事務所を選んでしまうと、今度は特許事務所内で人間関係に苦しんだりスキルの伸びが悪く自分のちからを信じられなくなってしまいます。

本当は最初から違う事務所に行っていれば短期間にレベルアップ出来たはずの人がこれでは勿体ないでしょう。
特許事務所のブランディング(メディアにどれだけ露出しているか)で事務所を評価していては本当に望むもの(スキルアップ)が手に入りません。
特許事務所は企業の知的財産を守る影の仕事だから聞いたことが無い特許事務所で良いのです。

「一流の弁理士になって自分の力で稼ぐ」という目標に一直線に向かって進むためにも、ぜひ弁理士である我々にご相談下さい。

簡単な経歴をお伝えいただければあなたの特許業界へのマッチ度もお知らせいたします。