【大量リストラされる今だからこそ】新薬メーカーへ転職しよう！

先日、大正製薬の3000人規模のリストラの話をしましたが、今回は、逆に、新薬メーカーへ転職しよう！という話をしたいと思います。

・・・とその前に、まずは国内外の新薬メーカー、ジェネリックメーカーをあげておきたいと思います。

新薬メーカー

A 武田薬品工業、アステラス製薬、小野薬品工業、シオノギ製薬、大日本住友
B(領域特化型。例えば、目薬だけ、など）大正製薬、ツムラ、日本新薬、マルホ、久光製薬、キッセイ薬品工業、参天製薬、ゼリア新薬工業、

A　バイエル薬品、グラクソ・スミスクライン、MSD、アストラゼネカ、サノフィ、ベーリンガーインゲルハイム
B　イーライリリー、ギリアド・サイエンシズ、ヤンセンファーマ、バクスター、ブリストル、中外製薬、アッヴィ

沢井製薬、東和薬品、日医工、富士製薬工業、陽進堂、ニプロファーマ、日本ケミファ、日本ジェネリック

共和薬品工業、サンド、マイラン製薬、武田テバファーマスーティカル

その他（新薬開発もジェネリックも有り）
【内資系】エーザイ、第一三共、田辺三菱製薬、Meiji Seika ファルマ、持田製薬、科研薬品、キョーリン製薬、興和創薬
【外資系】ノバルティス・ファーマ、ファイザー

こうして眺めていると面白いことに気づけます。
たとえば、中外製薬は名前は日本語なのに、外資なんだ、とか、エーザイやファイザーなどは新薬もジェネリックも創っているんだ・・・などなど。

会社名で入社を決めるのは危険ですが、親が働いていた等、憧れの会社があったら、その会社への転職を目指してみても面白いですね。

さて、話を戻します。

大正製薬社員の方ではないのですが、先月、化学系のバックグラウンドを持つ方とメールでやり取りさせていただいた時に、新薬メーカーへ転職しては？と提案させていただきました。

というのも、彼女は家庭の事情で大阪へ引っ越す必要があり、現在勤務している企業には大阪支社がないので、転職しようと思っているとおっしゃっていたからです。

彼女の転職しようとしているところは大阪ではそれなりに有名なところなのですが、彼女のスペックでは「余裕」過ぎるので、もっと欲張ってもいいのではないだろうか、と思ってしまいました。

そして、彼女のスキルを活かせる仕事というと、彼女自身も言っているように、製薬会社かもしれない、と思いました。

大正製薬のリストラの記事で書いたように、新薬メーカーは特許切れが原因で、どこもリストラの嵐です。

40代以降の「金食い虫」は早く出ていってくれというのが新薬メーカーの正直な気持ちでしょう。

・・・ということは、逆に、若くて優秀な人材は喉から手が出るほど欲しいわけです。

50代で年収900万円も貰っている社員なんてもう面倒を見きれません。

違法にならない程度に肩たたきをしてさっさと追い出してしまいたいことでしょう。
（よほど能力のない人で無い限り、まとまった退職金をもらって転職してしまったほうが良いでしょう。ただし、能力のない人は恥もプライドも捨てて会社にしがみついて年収900万を死守すべきです。）

しかし、20代30代の優秀な人にはぜひ会社に入ってほしいのです。

・・・というわけで、難しいとは思うけれど新薬メーカーへの転職に挑戦してみてはどうかと提案したのです。

まだ先週メールしたばかりなので結果が出るのは先のことですが、彼女のような人なら転職に成功するのではないかと思っています。

今現在、製薬会社への転職を考えている人は、難しいとは思いますが、ぜひ新薬メーカーへの転職に挑戦してください。

新薬メーカーの方が年収も待遇も良いですからね。

また、MRの場合でも営業文句は新薬の方がずっと営業しやすいでしょう。ジェネリック医薬品の場合は、オーソライズドジェネリックだとかそういったものを抜かしては、勧めるのがなかなか難しいですからね（特に年配の医師相手）。

自分に自信のある人、高い年収を得たい人は、新薬メーカーに転職されてはいかがでしょうか？

もちろん、いくら能力の高い人でも、全ての製薬会社について自分で調べたり添削を受けないままの履歴書を提出するのでは、転職成功率が下がります。

なお、私も転職希望者の方の相談に乗っています。
もっと自分に合った情報がほしい！という方は、お問い合わせよりご連絡ください。その際に簡単な自己紹介と希望や悩みなどを書いてくださるとアドバイスしやすくなります。

この相談がきっかけで人生が変わるかもしれません。