自己実現、年収アップ、人間関係の改善、労働環境の改善、スキルアップ・・・
人は、様々な理由で転職をしたいと考えます。

このときに転職をためらってしまう大きな理由となるのが、扶養する家族の存在です。

 

妻や子供がいると、安定した収入を望むことになるので、どうしても収入が下がる企業に転職することは躊躇われるでしょう。

また、勤務先も、妻の職場や子供の学校との兼ね合いから独身時代と比べて自由に選べません。

 

このように、妻子の存在は生きる希望となると共に、悪くいうと、「転職の足かせ」になってしまうのです。

 

しかし、「譲れる点」「譲れない点」をリストアップしていけば、いずれ自分の理想の転職先に出会うことができます。

特に、20代ならまだ若いですし、30代ならば人生最後の未経験職への転職の機会です。

 

憧れの仕事をしたいけれど・・・

ここで、慎重に考えなければいけないのが、「自己実現のための転職」です。

特に、他人に言ったら絶対に止められそうな転職理由が「自分の夢を追いかける」という転職理由です。
たとえば、今は全然興味の無い業界で働いているけど、本当は子供の頃から憧れだった文筆業に進みたい。
ライターや編集者などをしたい。
収入は下がっても良いから出版業界に転職したい。
と考えていた場合、いきなり転職するのはやめておいたほうが良いでしょう。

 

なぜなら、出版業界は下がり続ける一方の業界だからです。

大手でも人間関係が悪くパワハラがひどくて辞めたなんて話はよく聞きます。

 

中小企業では経営自体が苦しくなっています。

衰退事業を手がけていると、皆、心が殺伐としてきます。

したがって、「憧れだった業界に入っても、仕事内容はつまらなく、人間関係も悪い」という理想とはかけ離れた状態になっている可能性があります。

ですから、「憧れの職業・業界」であるほど、いきなり飛び込むことは避けてください。

 

では、どうすればいいのかと言うと、知人のつてをたどればその業界で働いている人に会うこともできるでしょう。

そうして、実際にその業界で働いている人にリアルの助言をもらうのです。

すると、現実と理想のギャップに気づくことができます。

 

なお、ライターになりたいのだったら、実際に記事を書いてみるというのも手です。

たとえば、新聞などを読んで政治・経済・海外・IT・社会・エンタメについてそれぞれ1記事ずつ書いてみます。

字数は4000字程度で良いでしょう。

 

なぜ好きなトピックだけに限定しないかというと、必ずしも自分の書きたいものだけを書けるとは限らないからです。

仕事ですからね。

 

最初のうちは4000字くらいすぐに書けると思います。

 

でも、次第に4000字書くのが辛くなって来ると思います。

ネタ切れを起こすからです。

 

しかし、それでも書き続けます。

かなり疲れる作業ですが、これを毎日繰り返します。

 

そして、今の仕事をしながら3週間くらい毎日続けてみて無事20記事書き上げることができたら、ライター業への転身を真剣に考えてみても良いかもしれません。

 

しかし、もし途中でへばってしまうようなら、ライター業は自分に向いていないと考えたほうが良いでしょう。

 

趣味で好きなことを書き散らかすブログと違い、仕事として賃金を得ながらするライターは必ずしも楽しいものではありません。

むしろ、辛い仕事でしょう。

 

ですから、あまり興味の無いことでも毎日書き続ける力がない場合には、ライター業への転身はめておいたほうが無難です。

 

それよりも、別の仕事をしながら趣味でブログをしたほうが良いでしょう。

純粋に文字を書く楽しみを味わうことができます。

 

自分探しをしてもいい?

10代〜20代前半までなら、世界各地をバックパッカーとして渡り歩くという自由な生き方もいいでしょう。

また、自分探しをするために、様々な業界に顔を突っ込んでみるのも良いでしょう。

 

しかし、20代中盤を過ぎて、しかも妻子がいる場合にはなかなかそのような冒険には踏み切れないでしょう。

 

でも、本当にやりたいことがあって、それが明確なら、妻子がいてもやっていいと思うのです。

いえ、やるべきです。

 

なぜなら、やりたいことがあるのに妻子の存在がネックとなって我慢していると、不満が蓄積するだけだからです。

そして、その不満が積もり積もって40代や50代になってから新しいことに挑戦しようとしてももうおそすぎるからです。

 

ですから、たとえ妻子がいても、本当にやりたいことがあるのならばやるべきだと思います。

 

その上で失敗したとしてもそれはそれでいいでしょう。

自分には向いていなかったと諦めて自分にできる仕事をすれば良いだけです。

 

「転職を妻に反対されるかもしれない」とお考えの方は、伝え方が悪いのだと思います。

女性というものは、概して現実的で、家庭を持つと子供のために安定を求めますが、同時に夫のことを最大限に支えたいと思う生き物です。

ですから、あなたの夢ややりたいことがはっきりとしているのならば、奥さんは反対をしないはずです。

 

もし反対するとしたら、あなたの考えが甘くて現実的では無いからでしょう。

たとえば、「人気youtuberになりたい」とか「ライトノベルを書いて一山当てたい!印税生活だ!」というような夢を語ったら、奥さんは「趣味の範囲でやって」と言うに決まっています。

 

妻子持ちの人が転職しやすい職種・転職しにくい職種

妻子持ちの人は、転職活動において不利になると思われがちですが、実は、逆に妻子持ちの人を優先して採用する会社も多いといえます。

 

なぜなら、妻子持ちの人は、家族を守るために必死で働き、簡単には辞めないからです。
気楽な独身者とは覚悟が違います。

 

したがって、生活を守るために守りに入る既婚者は雇う側から見れば、職種にかかわらず、ぜひ来てほしい存在なのです。

 

しかし、既婚者であることが不利になる職業もあります。

 

たとえば、転勤の多い営業職です。

特に、製薬会社のMRのような仕事は向いていないでしょう。

 

まあ、製薬会社のMRという仕事はキツイですし、需要がどんどん減っている仕事なので独身者にもあまりお勧めはできませんが。

 

転勤をしたくない人は、支社の無い小さい企業を狙うというのも手段の一つです。小さい企業ならばその土地でしか仕事が無いので転勤が無いということもあるでしょう。

大企業だと日本全国転職する可能性はあるので、場合によっては単身赴任も視野に入れると転職しやすくなるでしょう。

 

妻子持ちの人にお勧めの未経験でも行ける転職先

妻子持ちの人が転職の際に気になるのは、

家族が暮らしていけるだけの収入(特に住宅ローンがある場合、ある程度の安定した高収入)
福利厚生
転勤の有無

でしょう。
もちろんこの他にも譲れない点や妥協できる点はいろいろとあるでしょう。

人間関係が悪くては仕事が辛くなりますし、興味のない仕事だとやる気も湧いてきません。

 

したがって、最初に述べたように、何を重視して何を重視しないのかを明らかにしておくと、自ずと転職先は決まってくると思います。

 

なお、上記のうち、「ある程度安定した高収入」と「転勤がない」という点を満たしている職業としては、特許技術者という職業があります。興味のある方はリンク先の記事をご覧になってください。

 

特許技術者のデメリットとしては、デスクワークで肩こりが辛い、頭をフル回転させる仕事なので消耗が激しいということが挙げられます。

しかし、そのデメリットを我慢できるならば、かなり良い仕事であることに違いはありません。

特許技術者とは、特許等知的財産権を扱う弁理士の補助的な仕事です。
知的財産権は文字通り”知的”とはですので頭を使い大変ですが、正に知的労働の代名詞に相応しい知的な仕事です。
発明やアイデアというものに興味がある人や理系出身者には断トツでお勧めの仕事ですので、ぜひ特許業界に足を踏み入れてください。

ご自身の経歴から特許業界へのマッチ度をお知らせすることも出来ますので、お問い合わせ下さい。