商標弁理士の年収は特許弁理士に比べると低めです。
経験年数は長いけれど年収はそんなに上がっていないという弁理士さんも多いのではないでしょうか。

年収をもう少しアップしてほしいという商標弁理士さんにお勧めなのは語学の勉強です。
ただし、英語は誰でも出来て差別化にならないので、これから始めるなら中国語の勉強がお勧めです。

中国語が出来る弁理士は少なめです。
しかし、中国語が必要な商標案件は非常に多くあります。

そのため、自分の市場価値を高めるには誰もが出来る英語ではなく、まだ出来る人が少ない中国語がオススメです。

中国語が出来るだけで年収がアップすることも考えられますし、今の事務所で年収がアップしないなら高年俸で雇ってくれる特許事務所に転職することもできます。

なお、特許事務所では中国語も英語と同様にリスニングやスピーキングの力はそれほど求められません。
海外とやり取りするのは主にメールなので、読み書きだけできれば十分です。
そして、ビジネス文書は定型文が多いため、実は日常語よりも伝わりやすく簡単だったりします。
イディオムなんて覚えるのが大変ですが、定型文は限られていますから仕事をしながら語学力アップを望めます。

 

そんなわけで、なにか勉強したい。年収アップしたいとお考えの商標弁理士さんは中国語を勉強してみてください。

なお、私の知人の特許事務所では中国語を勉強中であることをアピールすると高い年俸で雇ってくれるそうなのでご興味のある方はお問い合わせください。

ただし現職の年俸だけが不満であって人間関係が良好な場合は転職はしないほうがいいです。働きやすい環境というのは金銭以上に価値がありますから。もちろん金額によっては転職したほうが良いでしょう。
一人で悶々と悩むよりは知財業界の人に相談したほうが良いので、お気軽にご相談くださればと思います。