特許事務所では最近は在宅ワークを認める所が増えてきました。
特に、特許翻訳者やサーチャーは在宅が多いでしょう。

 

では、弁理士や特許技術者の業務についてはどうでしょう。

 

弁理士や特許技術者の仕事というものは新規性のある発明を扱っているため、情報漏洩は絶対に許されません。

もしも過失により情報を漏らしてしまったり紛失するようなことがあれば、クライアントからの信頼は地に落ちます。場合によっては損害賠償を請求されるでしょう。

土日は在宅で仕事するために特許事務所から資料を持ち帰って仕事をする人もいるでしょうが、危険です。

情報漏洩のリスクが0.01%でもあるのならやるべきではありません。

 

しかし、休日出勤をするというのも辛いでしょう。

また、可能性が低いことを気にしすぎて働き方が限定的になるのも考えものです。

 

そこで、どうすれば在宅ワークを出来るのか考えてみました。

 

弁理士や特許技術者が在宅ワークをする方法

特許管理システムの導入

自宅で使うパソコンにしっかりとセキュリティ対策が施されていれば在宅で業務を行うことは可能です。
最近では特許管理システムを導入しているところが多いですから自宅でも安心して仕事を行えます。

 

移動中には仕事をしない

明細書を書くためには、発明提案書など重要資料の閲覧が必要となります。
アナログの資料を持ち歩き喫茶店や自宅で仕事をすると、必然的に情報漏えいのリスクが高まります。
特に、新幹線内やカフェで仕事をしていると他人に画面を覗き込まれるという危険性もあります。

 

したがって在宅ワークをするなら文字通り家でだけ仕事を行います。

 

中間処理だけに限定する

明細書を書くには重要資料を閲覧することになりますが、中間処理の場合は発明提案書ほど重要な資料を閲覧することはありません。

そのため、在宅で仕事をするときには中間処理だけ、特許事務所で仕事をするときには明細書作成というように仕事を分けるのも良いでしょう。

 

弁理士や特許技術者の在宅ワークまとめ

 

弁理士や特許技術者が在宅で仕事をしたいと思ったら、

①特許事務所に特許管理システムを入れてもらいセキュリティを強化する。

②移動中やカフェでは仕事をしない。

③家では明細書作成業務を行わず中間処理だけに限定する。

この3つを守れば大丈夫でしょう。

 

打ち合わせも必要ですし、完全在宅というわけには生きませんが、これだけ守れば在宅で仕事をすることができます。

なお、在宅ワークを許可している特許事務所を知りたい場合には、技術分野を明記しお問い合わせください。