ビジネスを考える上で、中国市場は無視できません。
ということは、自社のビジネスで使用している商標が有名になってきたら、早目に中国でも商標登録出願をしておかなければいけないということを意味します。
運悪く他人に先に自社の商標を取られてしまったら、泥沼の戦いが待っています・・・。
あいぴー
クレヨンしんちゃんの商標が中国で先に登録されてしまったという話を聞いたことがあるんやけど、こんなことよくあるん?
ふっくん
日常茶飯事ですよ。中国では年間100万件ほど商標登録出願がされていますから
チーたん
そんなに!
青森とか讃岐うどんとかも中国で登録されていたよね。
日本なら無効審判で取り消せるしそもそも登録されないけど、中国だと難しいんだろうな・・・。
うちの会社も商品が有名になる前に中国で商標出願しておかなきゃ
ふっくん
それがいいでしょう。中国への出願も日本への出願とほとんど変わりませんから簡単ですよ。
一出願一区分ということだけ注意をすればいいでしょう
チーたん
大切に育てている会社のブランドを他人に使われたらイヤだから、早めに取ろーっと
ふっくん
もしも先に中国の人に自社の商標を登録されてしまったら、交渉してその商標を譲ってもらうか、または行政機関に御願いしてその登録者を訴えてもらいましょう
チーたん
行政に頼むの?
ふっくん
はい。中国では行政機関が摘発することができるのです
チーたん
は~。国によって制度が違うんだね~
ふっくん
法律も文化も国ごとに違いますから、頭を切り替えて対しょしていきましょうね