AIの台頭により、多くの仕事は10年後食えなくなると言われています。

医師も例外ではありません。

 

・・・というか、医師の仕事こそ真っ先にAI化すべきでしょう。

 

私はよく病院へ子供を連れていきますが、待合室には高齢者が溢れています。
2時間待って診察は5分です。しかも、やけに大量の薬を処方され・・・。

 

こんな状態は「正常」であるとは思えません。したがって、医師の診察はAI化すべきですし、AI化が進んでいます。

 

では、士業の仕事はどうでしょうか。

 

士業の仕事はAIに代替されるか

たとえば、食えない士業として真っ先にやり玉にあげられる弁護士。

これについては、「人による」としか言えないでしょう。
自分で仕事をとってこれない人は仕事がありませんし、自分で仕事をとってこれるなら安泰です。

 

営業力などに自信があるなら弁護士を目指すのもよいと思いますが、「なんとなくカッコイイから」で目指すとまず食えなくなる職業でしょう。

 

 

弁護士よりも深刻なのは会計士かもしれません。

会計士の仕事の多くはAIで代替されますから。

 

もちろん全ての会計士が食べられなくなるわけではありません。
食っていけない人と食っていける人に別れるだけです。

 

弁護士や会計士より深刻なのが行政書士です。

絶対に「資格をとっただけ」で食べていけることはありません。

 

資格+アルファが無いと無理です。

 

といっても、「他の士業の仕事をする」という意味ではありません。

 

それでは非弁行為になってしまいます。

 

行政書士の非弁行為は実に多く、毎月毎月日本の何処かで行政書士が懲戒処分を受けています。
いや、もう、すごく多すぎてとんでもないです・・・。

モラルはどこへ行ってしまったのでしょうね。

 

司法書士については、弁護士と同じで「人による」としか言えないでしょう。

 

 

さて、私が個人的に士業の中で割りと食べていけるのではないかと思っているのが、弁理士です。

商標弁理士よりは特許専門の弁理士のほうが良いとは思いますが商標弁理士も捨てたものではありません。
実務経験の長い勉強熱心な商標弁理士は重宝されます。

 

特許の明細書を作成するという業務は非常に難しく、AIには簡単には出来ない仕事です。
特許翻訳ならAIにも出来るでしょうが、発明を抽出して言葉に落とし込むという作業はまだまだAIには出来ないでしょう。
アメリカであるにはあるのですが、まだ人間の作成する明細書のレベルには達していません。

 

というわけで、あなたがまだ20代〜30代前半で、理系の素養があるのでしたら、弁理士資格に挑戦することをお勧めします。
士業の中では一番食べていけますから。

 

食べていけるといっても、資格さえとれば食えるというわけではありません。
特許事務所で実務経験を積むのが先です。

弁理士資格は特許事務所で働きながら取るものです。

 

もし弁理士資格をとりたいと考えていらっしゃるのなら、まずは特許事務所へ転職して実務を経験してください。

どの特許事務所が良いかわからないという方には全国に事務所情報をお伝えします。
また、実際に事務所で働いている方をご紹介いたします。
 

士業の仕事はAIに代替されるか まとめ

多くの士業の仕事のうち、単純な業務に関してはAIに代替されると考えられます。
しかし、高度な専門職であり、ノウハウも重要な分野を占める仕事に関しては、容易には代替されないでしょう。

しかし、若いうちに専門的なスキルを磨ける仕事ができないと、年を取ってから食えない士業に成り下がる可能性は高いといえます。

したがって、少しでもスキルを磨けるチャンスのある事務所や企業で働くようにしましょう。

ご希望の方にはどこの事務所でどのような仕事ができるかという詳しい内容をお知らせいたしますのでお問い合わせよりご連絡ください。

ネット上に書かれている嘘の情報に惑わされることなく、真実の情報を手に入れるため、複数の弁理士や特許事務所で働いている方々をご紹介いたします。