ニュースに「次の子ども、年収800万円以上の夫婦でも68%が「金銭面で難しい」 東大・ベネッセ調査」という記事が載っていました。

このサイトを見ている人は年収の高い人が多いので共感出来る人が多いのでは、と思います。

弁護士、弁理士、公認会計士の場合は平均年収800万円くらいなので、ちょうど、この記事に登場する夫婦たちと同じような感覚を持っているのではないでしょうか。

 

働けど、働けど、我が暮らし楽にならざり・・・じっと低所得者の補助を羨む。
つい、一句詠んでしまいましたが、子供を2人以上大学まで進学させようと思ったら年収800万円でギリギリ・・・という感じでしょう。

 

夫婦で弁護士や弁理士、公認会計士だと世帯年収は1500万円に届くのでぜひ子供は3人くらい産んでほしいところですが、育児の過酷さを考えると、とても「3人産んでね」なんて軽々しく言えません。
育児による疲労は半端ないので・・・。

 

仕事に加えて、家事、育児となると祖父母と同居していない限り日本ではやっていけないですよね・・・。

 

そんなわけで、政府にはもうちょっと子育ての負担を減らすように政策をしっかり考えてほしいと思います。

 

「だれもが安心して子供を育てられることが豊かな生活につながる。」

「子供を持つことは高所得者の贅沢ではなく、自然なこと」

「自分の子供、他人の子供、と子供を物扱いしないで子供に人格を認めると自分も老害扱いされない」

「今手がかかる他人の子どもたちがいずれ自分たちの生活を支えてくれるので投資と考える」

「国力は人口に比例する。人口の少ない国は知的財産などの活用を考えるしか無いが、その知的財産を生み出すのも人間である以上、絶対数はどうしても重要」

といったごく当たり前のことが浸透すれば、少しは少子化も改善するのではないでしょうか。
今すぐ政策と国民意識の改革が必要ですが・・・。

 

それはさておき、現在年収が800万円ほどで、子供も(もう一人)欲しいけど金銭的に苦しいかな・・・と考えていらっしゃる方は、無理に年収をあげることを考えるよりも、あえて年収を下げるまたは年収はそのまま維持という道を選ぶのもありなのかなと思います。

 

というのも、基本的には年収が増えるということは仕事量が増えるということであり、累進課税制度等を考えると、がむしゃらに働いてストレスを貯めるよりも、子供が小さいうちに一緒に過ごす時間を増やすほうが精神的にプラスになると思うからです。

 

0歳〜2歳くらいの子供って本当にもう、天使のように可愛いです(ちなみに我が家の子供は3人です^^;)。蹴られてもつねられても癒やされます(笑)
この時期に一緒にいないのは勿体無いです。赤ちゃんはあっという間に大きくなってしまいますから。

 

また、所得税のことを考えると、夫だけが1000万円を超える年収を稼ぐよりも、夫婦共働きの方が得になります。

 

というわけで、子育てにはお金がかかるからもっと稼ぎたい!と考えている方は、少し考えを変えて、

「年収はそのままで残業の少ない企業や事務所へ転職する」

「残業が減った分、家族と遊ぶ時間を増やしたり、将来の年収アップのために資格試験などの勉強に当てる」

「子供に習い事をさせるのではなく、親が自ら教えてあげる」

と考えるのも良いのかなと思います。

 

もし現在お勤めの企業や事務所の残業が月に60時間を超すようなら、他にもっと待遇の良い企業・事務所があるのでそちらへ転職するということを考えるのもありでしょう。

 

年収が100万円上がるけれど残業時間も増えるようなところへ転職するよりは、年収が同じ、または下がるけれど残業時間が減るところへ転職して、心と体の健康を保つというのも賢い生き方だと思います。

 

もちろん、そんなに簡単に残業の少ない企業や事務所を探すことなんてできないでしょうから、転職する場合には他者の力を借りたほうが良いでしょう。
ご希望の方にはどこの事務所でどのような仕事ができるかという詳しい内容をお知らせいたしますのでお問い合わせよりご連絡ください。

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