妻子持ちの30代男性の男性に未経験でも出来る仕事というと、通常は、介護職、警備員、清掃員、ドライバーのような3K(キツイ・汚い・危険)な仕事ばかりになってしまうと思います。
また、このような仕事はプライドが許さないという男性も多くいます。
特に働き盛りの30代ならなおさらそうでしょう。
そんな人が転職するなら、激務を覚悟の上でIT系に転職するということも考えられます。
全くの素人では太刀打ちできませんが、パソコンは得意という人にはお勧めです。
高年収を狙うなら製薬会社のMR(営業)もあります。
しかし、ストレスは半端なく、離職率が高い仕事です。
だからといって最初に述べたような仕事だと、妻子を養っていくには少し心配です。
そこで、いきなり年収400万から500万円を狙える体力も必要ない穴場のお仕事を紹介したいと思います。
その仕事とは、特許技術者です。
仕事自体は弁理士とほぼ同じです。
弁理士の仕事を知らない方のために説明しておくと、特許明細書と呼ばれる特許出願書類を書く仕事です。
理系の知識が必須で非常に頭を使う知的な仕事です。
年収は勤続年数や経験にもよりますが、400万から500万円はもらえます。
TOEICの点数が高いと年収は高くなることが多いといえます。
また、弁理士資格を取ると年収は1000万円を超えることもよくあります。
ただし、弁理士試験は難関です。
特許技術者の仕事自体は資格がなくても就けます。
ただし、最低限理系の大学を卒業していないと仕事内容を理解できないと思います。文系でも出来ますが、かなり辛いと思います。
しかし、理系の仕事に苦手意識がなく、また、継続して勉強を続ける意志があるのなら、未経験でも雇ってもらえます。
ここで注意したいのが、上司が自分より年下の有資格者(弁理士)である可能性が高いということです。
多くの弁理士は一流大学を卒業した人たちです。
プライドも年収も高い人たちばかりです。
そんな人達と一緒に働く場合、プライドの高い人は相当苦しい思いをするはずです。
しかし、これくらい耐えないと高収入の得られる知的な仕事など存在しません。
あとは既に述べた3Kの仕事をするしかありません。
しかし、そういった仕事をしたくないのなら、最初のうちは我慢をして仕事を覚えるまで年下の上司のもとで頑張って働くことです。
確かにプライドの高い人にとっては、毎日が辛いものとなるでしょう。
しかし、清掃員のような仕事はその仕事自体が恥ずかしいと思う男性は多くいます。(逆にこうした仕事に誇りを持って取り組んでいる方々もいらっしゃいます。マインド次第でどんな仕事も魅力的に変わります)
それに比べれば、仕事内容自体は知的なので特許技術者の仕事は魅力的です。
また、中には人間的にも優れた弁理士がいます。(私の友人知人の弁理士たちは皆人格的にも優れた素晴らしい弁理士たちです。所長弁理士も本当に素晴らしい方たちばかりです。)
優しい弁理士の下で働けるのなら職場は快適なものとなります。
また、仕事さえ覚えてしまえば、上司に頭を下げる必要はありません。
そして弁理士試験に合格すれば、先生と呼ばれるようになります。
下積み生活をするのは大変ですが、将来的に弁理士になって高収入を得られるのならこれくらい耐えられるのではないでしょうか。
未経験で始めても50の時に年収800万を超えていれば良いではないですか。
ここで注意しなければいけないのが、「いきなり弁理士試験の勉強を始めてはいけない」ということです。
弁理士試験は難しいため、試験勉強をしているとあっという間に年をとってしまいます。30代は少しでも早いうちに転職活動を始めなくては弁理士資格を持っているだけではどこにも雇ってもらえません。
したがって、「まずは特許技術者として特許事務所で働く」ことを最優先してください。
特許技術者になりたいという覚悟が決まった方はお問い合わせください。この問い合わせがあなたの人生を変えるきっかけとなるでしょう。