理系の場合は未経験の業種や職種への転職は難しいと思われている方も多いかもしれません。

しかし、理系の人は転職はしやすいといえます。

むしろ、文系のほうが転職は難しいのではないでしょうか。

 

もちろん、いくら理系でも院卒でも職種や志望動機によっては不利ですし転職に失敗してしまいます。

転職して研究者になるのは困難ですし、「このまま今の仕事をしていていいのだろうか」という漠然とした不安から転職活動を行うのでは志望動機でアピールできません(でも実際はこういう気持ちで転職する人って多いですよね)。

 

そこで、理系の人(男性でも女性でも)が転職しやすい仕事についてランキング形式で3つご説明しようと思います。

個人的な主観ですのでご容赦をっ(^^;

 

第3位
製薬会社MR*2019年からはもうお勧めできません!

化学について詳しい人にお勧めです。

化学の知識を活かして医師に薬の説明をすることができます。

理系の場合、薬学部出身の薬剤師が製薬会社でMRとして働くというイメージが強いかもしれませんが、薬剤師でなくともMRはたくさんいます。
(文系出身者もたくさんいます。)

 

高収入ですが、コミュニケーション能力が高くないと続かないこととストレスが多いことから、離職率は高めです。

競争の激しい業界ですが、だからこそやりがいもあります。

競争の好きな人にはお勧めです。

 

第2位
ITエンジニア

ITスキルが高い人ならITエンジニアとしてどこへいっても歓迎されます。

必ずしもweb業界だけというように範囲を絞らないほうが面白い業界を知ることが出来て楽しいでしょう。

 

ITエンジニアは売り手市場ですが、残業だらけでブラックな会社もたくさんあります。

そんな会社に入ってしまわないように必ず企業研究をしてから転職先を決めましょう。

 

第1位
特許技術者

特許技術者・・・?!と思われた方もいるかもしれません。ちょっとマイナーな仕事です。
でも、私は猛プッシュしています。

 

仕事内容は特許明細書と呼ばれる特許出願書類を書くデスクワークです。
働く場所は特許事務所または企業の知財部です。

 

技術分野に関しては機械系や電気系だと引っ張りだこですが、基本的にあらゆる技術分野の特許技術者も求められています。

 

特許技術者になるには、理系の素養さえあれば、特に資格はいりません。
若ければ簡単に転職出来てしまうでしょう。

 

特許技術者の最大の売りは、その上位版である弁理士になりやすいということです。

 

弁理士は国家資格であり難関な試験に合格しなくてはなれません。

しかし、弁理士になれば年収1000万円は夢ではありません。

 

ここで注意したいのが、弁理士になれば年収1千万円になるのではなく、特許技術者として働いた経験のある人が弁理士になったら年収1千万円を超えることができるということです。

非常に頭を使う仕事なのでしんどいかもしれませんが、知的労働を好む人には天職と言えるでしょう。

未経験の場合でも特許事務所では技術分野さえ合えばすんなりと転職することができます。

 

ただし、年齢が35歳を超えるとかなり厳しくなるので30代の人は一刻も早く転職すべきです。

 

なお、上述したITエンジニアの経験者が特許技術者として働くのも経験を活かせるので良いでしょう。

 

世界初の発明を特許出願する仕事は、ワクワクしますし、常に最新技術を勉強する必要があるので、向上心のある人には非常に向いています。

 

転職先に迷ったら、ぜひ特許技術者を候補に入れてみてくださいね。

 

なお、特許事務所に勤めていれば事務所によっては弁理士試験の勉強をするバックアップをしてくれるところもありますし、場所によっては試験休暇をくれます。

優良特許事務所に転職したい!情報がほしい!マッチ度を知りたい!という方はお問い合わせください。
また、特許技術者としての仕事に慣れて弁理士試験の勉強をしたいなと思ったら、特許法等について詳しく説明している私のサイトやブログを見てください。